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資料1-3 令和7年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (216 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47009.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第142回 12/12)《厚生労働省》
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公募研究課題

(1)研究課題名
地域におけるアクセシビリティの確保及び人口構造の変化への対応を踏まえた持続可能
な医療提供体制を構築するための研究(25IA0401)

(2)目標
2040 年頃を見据えた新たな地域医療構想については、医療・介護の複合ニーズを抱える
85 歳以上人口の増大等に対応できるよう、病院のみならず、かかりつけ医機能や在宅医
療、医療・介護連携等を含め、地域の医療提供体制全体の地域医療構想として検討中であ
る。
具体的には、増加が見込まれる高齢者救急の受け皿の整備や、在宅医療の提供体制の整
備等が急務となり、人口が減少しても必要な医療機能を地域で確保できるよう、医資資源
や患者のアクセシビリティ等を踏まえた医療機関の機能集約の検討や、当該検討のために
必要となる、新たな医療機関機能の報告についての詳細な検討が必要となる。
また、令和7年度は、前述の検討と同時に、都道府県における新たな地域医療構想の策
定に向けて「地域医療構想策定ガイドライン」の作成が求められ、国における具体的なガ
イドラインの検討や都道府県へのデータ提供に向けた準備が必要となる。そのため、本研
究は、NDB や病床機能報告等のデータを活用し、医療機関機能の報告の検討及びガイドラ
イン検討の際に活用可能なエビデンスの整備等を目標とする。

(3)求められる成果
本研究課題においては、以下の全ての成果を求めることとする。
・医療機関機能(高齢者救急・在宅医療・高度医療・医師派遣・医育機能等)報告の検討
に用いるエビデンスの整備
・人口規模・医療需要・医療資源・アクセシビリティを考慮した、医療機関の整備・集約
の検討に用いるデータの提示
・アクセシビリティが適切に確保されている構想区域の事例の収集及び知見の整理
・新たな地域医療構想策定ガイドラインの作成において活用可能な地域医療に関する NDB
データ等の分析結果
・構想区域において地域医療構想を検討する際に活用可能な様式等の作成

(4)研究費の規模等 ※



研究費の規模: 1課題当たり年間 8,600 千円程度 ※ (間接経費を含む)
研究実施予定期間: 令和7年度~令和8年度
新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等
については、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。

(5)採択条件(【

】内は条件を満たしていることを示す書類等)
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