資料1-3 令和7年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (188 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47009.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第142回 12/12)《厚生労働省》 |
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公募研究課題
(1)研究課題名
薬剤耐性(AMR)対策上有効な抗微生物薬の使用方法の最適化および有効性の維持に資
する研究(25HA0401)
(2)目標
感染症に関して新規抗微生物薬の開発数は国内外で鈍化しており、国内で現在使用可能
な既存の抗微生物薬は貴重な医療資源である。既存の抗微生物薬を適切に使用し、長期的
に利用可能な治療環境を維持することは国民の感染症治療において当然重要であるが、
AMR の発生を抑えることにおいても重要である。
本研究では、海外も含めた既に利用可能な感染症の予防・診断・治療法に関して最新の
医療状況および科学的知見に基づき、AMR に関わる感染症治療においての抗微生物薬の使
用方法の最適化について評価・検討を行い、薬剤耐性(AMR)対策上有効な抗微生物薬の
最適な使用方法や有効性の維持に効果的な手段についての知見を得ることを目標とする。
(3)求められる成果
・
国内外で利用可能な抗微生物薬について、臨床現場での使用状況および薬剤耐性への影
響の程度、供給不安等についての調査及び資料作成。
・ 抗微生物薬に対する最新の薬物動態学・薬力学(PK・PD)理論等に基づいて効果的に投
与するための用法・用量設定の検討及び評価。
・ 海外の抗微生物薬開発状況および利用状況に関する調査、及び海外で推奨されていない
ものの、国内では保険適応されている薬剤の有効性や臨床における重要性の調査及び検証
・評価。
・ これらの成果を踏まえ、AMR に関わる感染症治療における抗微生物薬の使用方法の最適
化等について整理した資料の作成。
(4)研究費の規模等 ※
※
研究費の規模: 1課題当たり年間 20,000 千円程度 ※ (間接経費を含む)
研究実施予定期間: 最長3年間 令和7年度~令和9年度
新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等
については、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。
(5)採択条件
・
薬剤耐性菌に関する様々な専門家(感染症診療に従事する臨床医、基礎研究者、臨床検
査技師、看護師、薬剤師等)を研究代表者又は研究分担者とする研究班体制が構築され
ていること。
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