資料1-3 令和7年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (207 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47009.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第142回 12/12)《厚生労働省》 |
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保に関する事項について、中間見直しに向けたエビデンスに基づいた検討事項の提示
等が期待される。
・首都直下地震緊急対策推進基本計画、首都直下地震における具体的な応急対策活動に
関する計画、厚生労働省防災業務計画の各種計画及び DMAT 活動要領の改訂、及び首都
直下地震の訓練想定を作成する。
・診療所における感染症まん延時に関する事業継続計画を作成する。
・今後、歯科医療提供体制を構築するうえでの課題が明らかになり、効果的な推進策の
提示が期待される。
・病床機能・施設種別毎の需給推計方法や需給推計を行う上で加味すべきファクターが
明らかとなることが期待される。
・医師の少ない在宅領域(訪問看護ステーション、介護施設等)や小規模な医療機関に
おける特定行為研修修了者の実用的な配置・活動のモデルが提示される。
②
医療人材の養成
・地域包括ケアシステム構築の推進等のなか、療養する人々の生活の場は自宅や介護施
設などに多様化してきており、社会情勢に合わせた医療人材の育成に資する教育体制
や方法が明らかになる。
③
医療安全の推進
・患者にとって身体の侵襲性の高い看護技術については、ICT 等を活用したシミュレー
ションによって繰り返し技術練習を行うことが可能であり、技術向上に寄与すること
ができる。
・医療安全管理者の業務内容及び業務遂行に必要な環境を整理し、業務指針および養成
指針の改定案を作成する。
④
医療の質の確保
・医療機関におけるオンライン診療の実施状況やオンライン診療を実施する上での課題
等を整理できる。
・死因究明に関わる人材不足の課題への対応策(臨床検査技師への必要な研修、病理診
断科の専攻医が実施可能な法医解剖の範囲など)についての提言が期待される。
・看護業務に関連して、特に効率化が進んでいる業務及び効率化が進んだ業務にかかる
取組(ICT 機器の活用や、他職種とのタスク・シフト/シェアなど)の明確化が期待さ
れる。
・看護師等養成所における看護技術に関する教育の内容や卒業時点での到達目標は、個
々の看護師等養成所ごとに異なってきており、卒業直後の看護職の技術能力にも格差
が生じている実情にあり、卒業直後の看護職の技術能力と臨床現場が期待している能
力との間の乖離を最小限にすることで、医療の質を担保することに繋がる。
・最新の動向を捉えたサイバーセキュリティ対策について、医療機関が実施すべき事項
と、実装する際の具体的手法が実現可能性を踏まえた上で整理される。
(5)期待されるアウトカム
①
地域の実情に応じた医療提供体制の構築
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