資料1-3 令和7年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (244 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47009.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第142回 12/12)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
公募研究課題
(1)研究課題名
個人事業者等の健康管理に関する実態把握に資する研究(25JA0301)
(2)目標
厚生労働省では、個人事業者等が健康に就業するために、個人事業者等が自身で行うべ
き事項、個人事業者等に仕事を注文する注文者等が行うべき事項や配慮すべき事項等を周
知し、それぞれの立場での自主的な取組の実施を促す目的で、「個人事業者等の健康管理
に関するガイドライン」(令和6年5月 28 日)を策定している。
今後、ガイドラインに基づく取組の普及を図っていくが、一方で、ガイドラインの一部
の内容については、作業時間が契約期間で平均週 40 時間程度、契約期間が1年以上など
労働者に近い専属性がある個人事業者等が一般健康診断と同様の検査を受診するのに要す
る費用を発注者が負担することが望ましいとされている点について、フリーランス・ギグ
ワーカー(※)への発注控えにつながるおそれがあるとの指摘もされている。
本研究では、ガイドラインに基づく措置の実施状況、個人事業者等の健康管理に関する
事例を収集し、制度の妥当性・有効性について検討を行うための実態把握を目標とする。
※ギグワーカー:一般的に、インターネットを通じて短期・単発の仕事を請け負い、個
人で働く就業形態で働く者のことを指す(全世代型社会保障構築会議報告書~全世代
で支え合い、人口減少・超高齢社会の課題を克服する~(令和4年12月16日全世
代型社会保障構築会議))。
(3)求められる成果
ガイドラインに基づく措置の実施状況を把握するとともに、個人事業者等の健康管理に資す
ると考えられる取組について、事例を収集し、以下の観点から分析する。
・注文者等、個人事業者等、関係団体等における取組の実態調査
・取組の特徴、具体的な実施例
・取組の実施体制
・取組の効果
・今後施策として展開する場合の留意事項
(4)研究費の規模等 ※
※
研究費の規模: 1課題当たり年間 12,000 千円程度 ※ (間接経費を含む)
研究実施予定期間: 令和7年度~令和8年度
新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等
については、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。
241