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資料1-3 令和7年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (135 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47009.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第142回 12/12)《厚生労働省》
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GA-2

公募研究課題

(1)研究課題名
機械学習を用いた介護認定審査会の審査判定プロセス等を補助するシステムを開発する
ための研究(25GA0201)

(2)目標
要介護認定に係る介護認定審査会については、審査件数が増大しており、公正かつ効率的な
要介護認定の実施に向けて見直しを含めた検討が求められている。そこで、介護サービスを必
要な方に迅速に提供するため、介護認定審査会の審査プロセスにおいて ICT や AI に関する技
術を活用することによる、要介護認定事務の適正化、迅速化のための方策を検討する必要があ
る。
本研究は、先行研究を参照し、介護認定審査会の審査を補助する AI の開発に必要なデータ
をとりまとめ、公平性及び透明性の観点から AI の活用方法及び課題を整理した上で、過去の
介護認定審査会の資料と二次判定結果等をもとに機械学習を行い、システム開発及び実証を行
うことを目標とする。

(3)求められる成果



公平性及び透明性の観点から AI の活用方法を整理する。
上記の活用方法も踏まえた上で、機械学習により介護認定審査会において、二次判定結
果の参考となる判定を提供できる AI を開発する。
・ 開発した AI をモデル的に運用し、得られた結果を元に AI システムを改良し、実用化を
目指す。

(4)研究費の規模等 ※



研究費の規模: 1課題当たり年間 10,000 千円程度 ※ (間接経費を含む)
研究実施予定期間: 令和7年度~令和9年度
新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等
については、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。

(5)採択条件


高齢者看護ケアや医学系の臨床工学の専門家のみならず、AI や ICT 技術の開発や利活用
について十分な経験と実績を有する研究者で構成された研究班であること。
・ AI や ICT 技術を活用した看護または介護ケアの質向上・生産性向上に資する研究実績が
あること。
・ 当該研究課題は、AMED 研究で実施される長寿科学研究開発事業のうち、要介護認定審査
におけるプロセス等をサポートするシステム開発に係る研究との関連性が深いことから、
これらの研究課題の方向性及び研究成果に関して連携できるものを優先して採択する。
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