資料1-3 令和7年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (242 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47009.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第142回 12/12)《厚生労働省》 |
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公募研究課題
(1)研究課題名
諸外国の産業保健制度の動向調査及び分析研究(25JA0201)
(2)目標
労働安全衛生の分野において、メンタルヘルスや働き方改革への対応、労働者の高齢化
への対応、女性の就業率の増加に伴う健康課題への対応、治療と仕事の両立支援、テレワ
ークの拡大による課題への対応、化学物質の管理への対応など、労働者の健康管理を取り
巻く課題については、従来にも増して複雑化・多様化している状況にある。
また、雇人もいない自営業主や一人社長であって、自身の経験や知識、スキルを活用し
て収入を得るいわゆるフリーランス等、労働安全衛生法における労働者以外の新たな働き
方であっても、労働安全衛生法における労働者が行う作業と類似の作業を行う者について
は、労働者であるか否かにかかわらず、労働者と同じ安全衛生水準を享受すべきという風
潮が高まる中、諸外国の状況について海外知見を整理し、わが国の労働者の健康課題に応
じた対策を講じる必要がある。
本研究は、諸外国における労働者等(フリーランス等多様な働き方をしている者を含
む)の健康確保に対する制度、各国の同制度の基本的考え方、健康確保対策の具体的内容
や手法(産業医、衛生管理体制、健診、ストレスチェック等)について文献調査、及び必
要に応じて実地でのヒアリングを実施し、今後の検討の基礎的な資料を収集することを通
じて、わが国の制度における課題等を明らかにすることを目標とする。
(3)求められる成果
・
諸外国における労働者等の健康確保に対する政府の基本的考え方、健康確保制度の具体
的内容や手法(産業医、衛生管理体制、健診、ストレスチェック等)、今日のわが国の
制度における課題、他国と比べて優れた点や見直しの動向等に関する資料。
調査対象には以下の国を含むこと
アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ
(4)研究費の規模等 ※
※
研究費の規模: 1課題当たり年間 9,600 千円程度 ※ (間接経費を含む)
研究実施予定期間: 令和7年度~令和9年度
新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等
については、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。
(5)
採択条件
・ 職場における労働者等の健康保持増進に関する専門家(産業医学等)を研究代表者又は
研究分担者とする研究班体制が構築されていること。
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