資料1-3 令和7年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (74 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47009.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第142回 12/12)《厚生労働省》 |
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公募研究課題
(1)研究課題名
日常生活における歩数と運動習慣者の増加を目指した「健康づくりのための身体活動・
運動ガイド 2023」の活用を推進するための研究(25FA0101)
(2)目標
令和6年度に開始された健康日本 21(第三次)では、令和 14 年度までの身体活動・運
動領域の目標として、1日の歩数の平均値 7,100 歩、運動習慣者の割合 40%を掲げてい
る。厚生労働省では、これらの目標値の達成を目指し、令和5年度に「健康づくりのため
の身体活動・運動ガイド 2023」を公表しており、今年度から本ガイドの活用の推進をし
ている。
本ガイドでは、身体活動・運動に関する推奨事項とともに、全体の方向性として「個人
差を踏まえ、強度や量を調整し、可能なものから取り組む」ことを示している。また、個
人が身体活動・運動に取り組むに当たっては、必ずしも推奨事項にとらわれず個人の特性
(生活習慣、年齢、体力、併存症等)に合わせた取組が必要であるとしており、健康日本
21(第三次)の身体活動・運動領域目標の達成を目指し、本ガイドをより効果的に活用す
るための研究が必要である。さらに、厚生労働省は健康増進施設の中でも、運動療法に適
した施設として、基準を満たしたものを指定運動療法施設として認定しており、今後それ
らの施設においても「標準的な運動プログラム」とともに本ガイドが活用されることが期
待される。
また、個人の身体活動量・運動量・座位時間等の把握については、ウェアラブルデバイ
ス等の Information and Communication Technology(ICT)の普及により、より詳細でか
つリアルタイムな情報取得が可能となっており、これらのツールの効果的な活用方法の検
討が望まれる。
本研究では、歩数や運動習慣者の割合を主要評価項目とし、運動ガイドの普及や活用、
健康日本 21(第三次)の身体活動・運動領域の目標達成に繋げるための情報収集や方策
の検討を目標とする。
(3)求められる成果
・ 本ガイドの普及率・活用率・課題に関する調査結果。
・ 本ガイドによる介入の有無による歩数・運動習慣への効果の検証結果。
・ 本ガイドによる介入の継続率の評価結果。
・ 歩数の増加や運動習慣者の増加に繋がった要因の抽出。
・ 健康日本 21(第三次)における身体活動・運動領域の目標達成へ向けた、ウェアラブル
デバイス等の活用法の検討(社会的に一定程度普及が認められている既存ツールに関する
情報の整理を想定する。新たなアプリやツール開発は想定しない。)。
・ 上記で得られた情報をまとめた、健康日本 21(第三次)推進専門員会で行われる健康日
本 21(第三次)の推進や中間評価のための議論の土台となる資料案。
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