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資料1-3 令和7年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (125 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47009.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第142回 12/12)《厚生労働省》
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FF-1

公募研究課題

(1)研究課題名
国内の移植医療推進10カ年戦略に関する研究 (25FF0101)

(2)目標
臓器移植法が施行されて 27 年、改正臓器移植法が施行されて 14 年が経過したが、脳死下臓器提
供者数は徐々に増加しているものの、臓器組織提供・移植の意思を十分に汲み取れているとは言えな
い状況である。過去には医療現場で活用するマニュアルの作成や、臓器提供に係る普及啓発等の研
究が行われてきたが、本研究では、これまでの研究事業を俯瞰した上で、今後 10 カ年の臓器不全患
者数、移植希望登録者数、ポテンシャルドナー(臓器提供の可能性がある者)数等の予測に基づいて、
特に「移植医療に関する国民の理解の推進」「医療機関における臓器・組織提供に関する家族への情
報提供の推進」「臓器・組織移植の質と量の改善」を推進するための移植医療の政策的戦略の策定に
資する提言を行う。

(3)求められる成果
・過去の研究成果を元に実施した移植医療対策の効果を検証する。必要に応じて過去に作成し
たマニュアルや指針等をブラッシュアップする。
・今後 10 年間の臓器移植を必要とする臓器不全患者数・移植希望登録者数、ポテンシャルド
ナー数の予測を元にロードマップを作成し、臓器提供施設、移植実施施設に対する必要な支
援やそのタイミング等の戦略を策定・検証する。また支援のために必要な資材も作成する。

(4)研究費の規模等 ※
研究費の規模: 1課題当たり年間 10,000 千円程度 ※ (間接経費を含む)
研究実施予定期間: 令和7年度~令和9年度
新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
※ 研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等
については、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。

(5)採択条件


臓器の提供・移植に関わる様々な専門家(脳神経外科医、救急専門医、小児科医、小児
救急医、集中治療医、移植医、内科医、看護師・移植コーディネ-ター等)に加え、法
学、統計学、経済学等の多分野の研究者が幅広く研究分担者又は研究協力者とする研究
班体制が構築されていること。
・ 日本救急医学会・日本集中治療医学会・日本脳神経外科学会・日本内科学会・日本外科
学会・日本移植学会・日本組織移植学会等の関連学会、日本臓器移植ネットワーク等の臓
器あっせん機関から協力が得られる体制が構築されていること。
・ 研究分担者又は研究協力者として、若手研究者・女性研究者を研究班に参画させるよう
努めること。

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