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資料1-3 令和7年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (247 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47009.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第142回 12/12)《厚生労働省》
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JA-5

公募研究課題

(1)研究課題名
法学的視点からみた AI の活用に伴う現場管理上の課題と現状の労働安全衛生法の法令上
の課題の検討のための研究(25JA0501)

(2)目標
深刻な人手不足の解消や労働生産性の向上に資するだけでなく、安全衛生水準の向上に
も寄与する可能性も期待される AI(Artificial Intelligence)は今後、あらゆる業種の
労働現場で活用が予想される。一方で、AI の活用に関してのルールが十分に整備されて
いる状況にはなく、AI の活用が労働現場の安全衛生管理にどのように影響を与え、現行
の労働安全衛生法において安全な職場環境の整備、労働者の作業に伴う危険の防止等を一
律に課している事業者責任のあり方にどのように影響を与えるのか明確ではない。本研究
は、労働現場における AI の活用に関する国内外の動向を把握し、労働安全衛生法の法学
的視点から考慮すべき事項等をとりまとめることを目標とする。

(3)求められる成果


AI 活用による現場管理及び安全衛生管理活動(産業保健活動を含む。以下同じ。)に
おける予測される効果、課題の抽出、及び現行の労働安全衛生法適用上の課題のとりまと

・ AI を活用した現場管理及び安全衛生管理活動に求められる技術水準と事業者等による
AI 活用要件の提示
・ AI を活用した場合の事業者責任も含めた責任分担の整理
・ 業種別の職場での AI 活用の実態を示す一覧表、及び用いられている AI の信頼性等(グ
レード)の分類表の提示

(4)研究費の規模等 ※



研究費の規模: 1課題当たり年間 13,049 千円程度 ※ (間接経費を含む)
研究実施予定期間: 令和7年度~令和9年度
新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等
については、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。

(5)採択条件
・AI の技術の開発・実装と倫理に関する研究を実施している者を研究分担者として参画さ
せること。
・労働安全衛生に関する法学的専門的知見を有する者、労働安全衛生に関する専門的知見を
有する弁護士等の法律実務、労働安全衛生に関する取組や事業等に参画した経験を有するな

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