よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1-3 令和7年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (204 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47009.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第142回 12/12)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

HC-1

公募研究課題

(1)研究課題名
ウイルス性肝炎 elimination に向けた全国規模の実態把握及び将来推計のための疫学研
究(25HC0101)

(2)目標
2016 年に WHO が公衆衛生上の脅威としての肝炎ウイルスの排除達成を 2030 年までの目
標として掲げていることを踏まえ、我が国としても肝炎に関する感染状況等の推移を把握
し、国の肝炎総合対策の効果検証や国内の elimination に係る到達状況についての評価検
討が必要不可欠である。これまで様々な調査に加え、NDB 等のビッグデータを活用した全
国規模の肝炎ウイルス感染者数や患者数等の推計を行い、様々な行政施策の立案に活用さ
れてきた。本研究はさらに詳細な疫学的な評価を全国規模および地域別に実施し、より現
状に適合した肝炎ウイルス排除に向けた肝炎・肝がん等の行政エビデンスの創出とその課
題の可視化、その後の具体的な対策を提示することを目標とする。

(3)求められる成果
今後の肝炎総合対策に必要となる、地域の実情に応じたより細やかな政策の企画立案に
資する精度の高い疫学データの作成。
具体的には下記の成果が求められる。
・肝炎ウイルス感染者数及び非ウイルス性肝炎患者数等の実態や将来推計、ウイルス感染
後・排除後の長期経過と予後等についての疫学データ
・肝炎対策の効果と elimination への段階的達成予測結果、達成課題についての具体的疫
学指標の予測と、都道府県別結果を考慮した疫学的課題の提示
・WHO の elimination goal の到達度評価
・HBV 母子感染防止事業の検証結果と、B型肝炎の水平感染・垂直感染の実態等に関する
全国規模の疫学研究データ
・記載事項のエビデンスレベル(評価指標等の信頼性・妥当性、介入の効果等)を示す資
料(研究班が作成した原著論文、研究班で収集した論文集等)

(4)研究費の規模等 ※



研究費の規模: 1課題当たり年間 50,000 千円程度 ※ (間接経費を含む)
研究実施予定期間: 令和7年度~令和9年度
新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等
については、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。

(5)採択条件

201