資料1-3 令和7年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (66 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47009.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第142回 12/12)《厚生労働省》 |
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公募研究課題
(1)研究課題名
がん病理診断の質の向上と体制の整備を通じたがん診療の最適化に資する研究(25EA
0201)
(2)目標
次世代シークエンサーの開発・普及に伴い固形がんにおけるがん遺伝子パネル検査等の
遺伝子関連検査は既にがんゲノム医療中核拠点病院等での診療提供体制において確立され
たものとなっており、種々のがん診療ガイドラインにおいてもその実施等が記載されてい
る。一方で病理診断を目的とする遺伝子関連検査等、現状保険収載に至っていない遺伝子
関連検査については、海外事例の検討を含めた国内の検査関連学会の見解も参考にしつ
つ、実施体制や精度管理の検討を十分に行った上でがん診療に資するエビデンスを構築す
る必要がある。
本研究は、がん病理診断を目的とした遺伝子関連検査に関して、特に実施体制・精度管
理を中心とした検査の運用方法を含む指針等を策定し、既存のがん遺伝子パネル検査等の
提供体制を含めた整理を行うことで、より合理化されたがんの個別化医療を提供するため
の科学的な検証を行うことを目的とする。
(3)求められる成果
・
・
がん診療の最適化に資する病理診断を目的とした遺伝子関連検査の運用指針の策定
既存の固形がんにおけるがん遺伝子パネル検査等の検査提供体制の実情を考慮した、病
理診断を目的とした遺伝子関連検査の臨床的位置づけの提言
(4)研究費の規模等 ※
※
研究費の規模:
1課題当たり年間
3,000 千円程度 ※ (間接経費を含む)
研究実施予定期間: 令和7年度
新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等
については、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。
(5)採択条件
・
がん診療に関する遺伝子検査や病理学的検査等の精度管理についての専門家が研究代表
者又は研究分担者として研究に参画していること。
・ がんゲノム医療の専門的知識を有する者が、研究代表者又は研究分担者として研究に参
画していること。
・ 日本病理学会およびがん関連の3学会(日本癌学会、日本癌治療学会、日本臨床腫瘍学
会)と連携すること。
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