資料1-3 令和7年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (91 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47009.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第142回 12/12)《厚生労働省》 |
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公募研究課題
(1)研究課題名
エビデンスに基づいた特定保健指導の効果的な実施のための研究(25FA1001)
(2)目標
近年、特定健康診査・特定保健指導では、特定健康診査受診者の内、概ね 17%程度が特
定保健指導の対象者であり、この内、特定保健指導の終了者は概ね 25%程度である。特定
健康診査等の効果をより向上させるためには、特定健康診査・特定保健指導の実施率を高
めることが必要である。現行の特定保健指導では、内臓脂肪蓄積の程度と生活習慣病発症
のリスク要因を踏まえ、特定保健指導対象者を選定し、リスクの程度に応じて、動機付け
支援、積極的支援を実施している。
本研究は、積極的支援の該当者のうち、特に重点的に保健指導に取り組むべき者の選定
条件や、それらの者に対する具体的な保健指導の内容や方法を整理した上で、近い将来特
定健康診査・特定保健指導の対象になる者を視野に入れつつ、保険者等においてこれらを
実施し、その結果に基づいて、特定保健指導を効果的に実施するための具体的方策を整理
することを目標とする。
(3)求められる成果
・ 特定保健指導の次回見直しに向けて、特定保健指導対象者の内、どのような特性のある者
に対してどのような保健指導を実施することが、腹囲2cm 以上かつ体重2kg 以上の減少の
達成につながりやすいかについて、具体的な対象者像やそれに対応した保健指導の具体的
な内容や方法の例を、保険者等が有する特定健康診査・特定保健指導などのデータの統計
的分析の結果と、特定保健指導の実施内容(実施者の手技・手法等)に関する質的調査の
結果の、両方のエビデンスに基づいて整理する。
・ 上記で整理した特定保健指導の効果的な実施に向けて、保健指導の構成要素(アウトカ
ム、プロセス等)を整理して、具体的取組を提案する。
(4)研究費の規模等 ※
※
研究費の規模: 1課題当たり年間 9,400 円程度 ※ (間接経費を含む)
研究実施予定期間: 令和7年度~令和8年度
新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等
については、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。
(5)採択条件(【
】内は条件を満たしていることを示す書類等)
・ 研究代表者は、保健指導に関する研究実績を有し、特定保健指導の内容に精通しているこ
と。
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