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資料1-3 令和7年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (153 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47009.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第142回 12/12)《厚生労働省》
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GC-2

公募研究課題

(1)研究課題名
精神科リハビリテーションの機能分化及び効果的かつ有効性の高い精神科医療を推進す
るための研究(25GC0201)

(2)目標
精神保健医療福祉行政は「精神障害にも対応した地域包括ケアシステム」の構築を推進
しており、精神科医療機関からの地域移行・地域定着のみならず、精神障害を有する者等
が地域で安心して暮らせるよう、薬物療法などによる精神症状の改善だけではなく、日常
生活機能等を改善し、精神障害者のリカバリーを促進する必要がある。
とりわけ、精神疾患の治療過程のうち、回復期では多職種による心理・社会的治療とし
て精神科作業療法の必要性が増加する。また、早期介入による社会機能の維持という観点
でも心理・社会的治療の必要性が指摘されている。
一方、我が国の精神科リハビリテーションに関する最新のエビデンスや実施状況は把握
・整理されておらず、多職種による患者個人に対する精神科リハビリテーションの提供に
関する検討が進んでいない。
本研究では、国内・海外の文献等に基づく精神科リハビリテーションに関するシステマ
ティックレビューや精神科医療機関を対象とした精神科リハビリテーションの実施状況に
関する調査を実施し、精神科リハビリテーションの機能分化に関する提言をまとめること
を目的とする。

(3)求められる成果


精神科リハビリテーションに関する国内・海外の文献等のシステマティックレビューの
結果に基づく精神科リハビリテーションの有効性、安全性等のエビデンスを示す資料の
作成
・ 全国の精神科医療機関における精神科リハビリテーション(精神科デイ・ケアや外来診
療での集団・個別の患者に対する精神科リハビリテーション等を含む)の院内及び各病棟
における実施の詳細(対象、時間、場所、方法、内容等)に関する資料の作成
・ 多職種による精神科リハビリテーションの機能分化に関する提言

(4)研究費の規模等 ※



研究費の規模: 1課題当たり年間 10,000 千円程度 ※ (間接経費を含む)
研究実施予定期間: 令和7年度~令和8年度
新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等
については、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。

(5)採択条件(【

】内は条件を満たしていることを示す書類等)
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