ＫＣ－８

公募研究課題

（１）研究課題名
薬局における PHR の活用の推進のための研究（２５ＫＣ０８０１）

（２）目標
近年、様々な PHR（Personal Health Record）サービスが提供され、日常生活で収集し
た様々な健康情報等の蓄積・管理が可能となっている。
医療 DX の推進により、薬局では PHR を患者から取得し、医療情報と様々な健康情報を連
携させた薬学的管理・指導等が可能となり、健康増進のより一層の推進が期待される。薬
剤師には専門的見地から必要に応じて受診勧奨する等、PHR の効果的な活用に積極的に関
わることが求められることが想定され、今後、電子版お薬手帳など様々な PHR サービスの
拡充が見込まれる。そこで本研究は、薬局における PHR の活用の実態の調査、効果の検
証、課題の抽出を行うことを目標とする。

（３）求められる成果
・

海外の PHR の活用状況の調査、および国内における PHR の利活用に向けた課題抽出・検
討
・ 薬学的管理・指導に資する PHR の整理
・ 薬局における PHR の活用方策の検討

（４）研究費の規模等 ※

※

研究費の規模： １課題当たり年間 3,000 千円程度 ※ （間接経費を含む）
研究実施予定期間： 令和７年度～令和８年度
新規採択課題予定数： １課題程度 ※
研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等
については、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。

（５）採択条件（【

】内は条件を満たしていることを示す書類等）

・ 公益社団法人日本薬剤師会及び一般社団法人日本病院薬剤師会に代表される職能団体や行
政を含めた関係者と連携して実施する体制であること。
・ 薬局における PHR の活用等に関して、十分な知識を有する専門家を研究分担者や研究協力
者 とする研究班体制が構築されていること。
・ 研究分担者又は研究協力者として、若手研究者・女性研究者を研究班に参画させるよう
努めること。

264