よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1-3 令和7年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (90 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47009.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第142回 12/12)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

FA-9

公募研究課題

(1)研究課題名
食事摂取基準の策定に資するヨウ素摂取量の実態把握のための研究(25FA090
1)

(2)目標
国民の健康の保持・増進、生活習慣病の予防を目的に、エネルギーと各栄養素の摂取す
べき量として食事摂取基準が定められており、5年ごとに改定が行われている。
日本人の成人のヨウ素摂取量は世界的に最も多いレベルにあることが知られている一
方、特に離乳期の摂取状況についてはデータが極めて少ない状況にある。次期食事摂取基
準の改定に向けて、離乳期の食事摂取によるヨウ素摂取量に関する実態把握が必要であ
る。
そこで本研究では、日本人の食事摂取基準の策定に必要となる基礎データを収集するた
め、離乳期にある乳児及びその保護者等を対象に、離乳食の調理・調整方法を含むヨウ素
摂取量の実態把握を行うことを目標とする。本研究の対象者には人工乳育児の乳児を対象
者に含めることとし、ヨウ素の摂取量推定には陰膳法による人工乳、離乳食の分析を含め
るものとする。

(3)求められる成果
・ 離乳食の調理・調整方法とヨウ素摂取量の実態を把握するとともに、両者の関連に関す
るエビデンスを得る。

(4)研究費の規模等 ※



研究費の規模: 1課題当たり年間 15,000 千円程度 ※ (間接経費を含む)
研究実施予定期間: 令和7年度~令和9年度
新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等
については、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。

(5)採択条件
・ 研究班には、①陰膳法による食事調査の実績を有する者、②乳幼児を対象とした食事調
査の実績及びそうした調査に関する栄養疫学の研究業績を有する者、③ヒトを対象とした
ミネラルの摂取に関する研究業績を有する者、④「日本人の食事摂取基準」の策定に資す
る研究実績を有する者を含むこと(①~④は同一の者が重複しても差し支えない。)。
・ 班会議については、1年間に2回以上開催し、議事録を作成するとともに、適切に資料
等をまとめる体制が整備されていること。
・ 研究分担者又は研究協力者として、若手研究者・女性研究者を研究班に参画させるよう
努めること。
87