資料1-3 令和7年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (227 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47009.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第142回 12/12)《厚生労働省》 |
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公募研究課題
(1)研究課題名
放射線診療の発展に対応する放射線防護の基準策定のための研究(25IA1001)
(2)目標
放射線医療の進歩に伴い、高度化・複雑化した診断・治療の手法が実用化され、これま
で使用されていなかった放射性同位元素を用いた医薬品や既存の枠組に当てはまらない新
たなカテゴリーの診療機器が開発されている。新たに国内導入される放射線医療を安全に
実施できる体制を確保するため、国際放射線防護委員会(ICRP)をはじめとする国際機関
の勧告や基準なども踏まえ、医療機関における適切な放射線防護基準について検討が必要
である。また、その他放射線医療に関する実態や近年の動向を踏まえた課題の整理も必要
である。
本研究では、国内外の放射性医薬品・診療機器の開発動向や海外の規制に関する動向を
調査し、新たな知見に基づく安全基準の変更等について、対応する国内法令による規制と
の整合性について検証するとともに、医薬品・医療機器の使用に際して遵守すべき放射線
防護のための基準の策定を行うことを目標とする。
(3)求められる成果
・新規の放射性医薬品・診療機器の使用に際して遵守すべき退出基準や適正使用マニュア
ル等の作成。
・新たなカテゴリーの放射性医薬品・医療機器について、国内で使用可能とするため、放
射性同位元素等規制法をはじめとする他法令との規制の合理化や安全管理基準等の提
言。
・医療法施行規則や関係通知の見直しが必要なものの抽出や新たな規制体系に関する提
言。
(4)研究費の規模等 ※
※
研究費の規模: 1課題当たり年間 4,500 千円程度 ※ (間接経費を含む)
研究実施予定期間: 最長3年間 令和7年度~令和9年度
新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等
については、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。
(5)採択条件(【
】内は条件を満たしていることを示す書類等)
・ICRP 勧告を含め、国際的な放射線規制の動向について専門的知識を有する研究者を研究
分担者とする研究班体制が構築されていること。
・既存の放射性医薬品及び放射線診療機器の国内法令について専門的知識を有する研究者
(関係学会、関係団体等の関係者)が研究班に含まれること。
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