よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1-3 令和7年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (70 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47009.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第142回 12/12)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

EA-4

公募研究課題

(1)研究課題名
がん検診の精度管理の向上に資する研究(25EA0401)

(2)目標
がん対策推進基本計画(第4期)「以下、「基本計画」という。」においては、がん検
診の受診率向上や科学的根拠に基づくがん検診の実施のみでなく、精度管理の整備が求め
られている。精度管理においては特に、「精密検査受診率について、都道府県やがん種に
よる差が大きくなっていること」が指摘されており、第3期基本計画から目標となってい
る 90%に達していない。厚生労働省では、精度管理の向上の取り組みとして、住民検診の
精度管理について、がん種ごとのプロセス指標及び自治体や検診機関が使用する「事業評
価のためのチェックリスト」を示しており、現状のデータ等の分析を踏まえた改定を行
い、精度管理の向上を推進しているところである。
また、がん検診を受けた者の約 30~60%は職域におけるがん検診を受けているとされ
ており、厚生労働省においては、職域におけるがん検診に関するマニュアルを発出してい
るところであるが、職域におけるがん検診においても 適切な精度管理が課題となってい
る。また、精度管理において重要である要精検率やがん発見率等の「精度管理指標」につ
いて、実態に即した指標が示されていないのが現状である。
本研究では、住民検診における精度管理指標、特に精密検査受診率について、課題の抽
出と精度管理の向上のために参考となる資材を作成する。また、職域におけるがん検診の
精度管理のための課題の抽出と、精度管理を推進するための取組について検討する。ま
た、職域におけるがん検診の科学的根拠に基づく「精度管理指標」の作成を目指す。

(3)求められる成果
・ 住民検診における精密検査受診率を含む精度管理指標の向上のための課題の抽出、精度
管理の向上のために参考となる資材の作成。
・ 職域におけるがん検診の精度管理のための課題の抽出、精度管理を推進するための取組
の検討、及び事例集を含んだ資材の作成。
・ 職域におけるがん検診の科学的根拠に基づく「精度管理指標」の作成。

(4)研究費の規模等 ※



研究費の規模:
1課題当たり年間
10,000 千円程度 ※ (間接経費を含む)
研究実施予定期間: 令和7年度~令和9年度
新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等
については、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。

(5)採択条件
67