資料1-3 令和7年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (161 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47009.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第142回 12/12)《厚生労働省》 |
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公募研究課題
(1)研究課題名
地域で安心して暮らせる精神保健福祉医療体制における入院医療の検討に資する研究
(25GC0601)
(2)目標
令和4年6月の「地域で安心して暮らせる精神保健医療福祉体制の実現に向けた検討
会」報告書にて、精神科入院医療に関して、非自発的入院、特に医療保護入院について権
利擁護の観点から見直しの必要性がとりまとめられている。また、令和4年法改正で入院
制度の一部変更があったほか、附則3条として非自発的入院に関する検討規定が盛り込ま
れている。そのため、当事者等の意見も踏まえながら、非自発的入院の在り方を検討する
ことが必要である。
本研究では、これまでに提言されてきた検討課題等について、現状の把握と課題の抽出
を学際的に行い、令和4年法改正の施行状況についても実態把握を進めながら、精神科入
院医療の今後の方向性に関する施策の判断に必要な要素の抽出及び分析を行うことを目的
とする。
(3)求められる成果
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医療保護入院等が適応となる状態に関する具体的な実態の把握と課題の抽出
医療保護入院等に関する法学的な整理と課題の抽出
医療保護入院を含めた精神科医療における入院形態とその評価に関する国際比較
令和4年法改正の施行状況についての実態把握
日本が関わる様々な精神保健医療福祉に関する国際会議や各種報告等で必要となる現状
と課題に関する基礎的データの提供
(4)研究費の規模等 ※
※
研究費の規模: 1課題当たり年間 20,000 千円程度 ※ (間接経費を含む)
研究実施予定期間: 令和7年度~令和8年度
新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等
については、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。
(5)採択条件(【
・
】内は条件を満たしていることを示す書類等)
精神科医療や精神症状に関する様々な専門家(精神科医、看護師、公認心理師、精神保
健福祉士等)、公衆衛生学、臨床疫学・統計学、法学の専門家(それぞれ特に精神分野
に関する豊富な学識を有する者)を研究代表者又は研究分担者とする研究班の体制が構
築されていること。
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