資料1-3 令和7年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (93 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47009.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第142回 12/12)《厚生労働省》 |
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公募研究課題
(1)研究課題名
小児期・若年期に発症する循環器病に対する診療体制の充実のための研究(25FA1
101)
(2)目標
近年の治療法の開発や治療体制の整備等により、小児期に循環器病に罹患した患者全体
の死亡率は減少している。一方で、小児期・若年期に発症した循環器病は病態の複雑性や
治療の長期化に伴い、成人期の患者よりも、複雑な医療体制が必要となる場合がある。
「第2期循環器病対策推進基本計画」においても、小児から成人までの生涯を通じて切れ
目ない医療が受けられるよう、他領域の診療科との連携や、移行医療を含めた総合的な医
療体制の整備が求められている。
本研究は、小児期・若年期に発症する循環器病に対する診療の現状と、他領域の診療科
間の連携に係る課題についての実態調査を実施し、小児期から成人期にかけて必要な医療
を切れ目なく提供するための医療提供体制の充実に向け、次期循環器病対策推進基本計画
の検討に資する基礎資料の作成や、今後の方向性に関する提言を行うことを目標とする。
(3)求められる成果
・ 小児期・若年期に発症する循環器病に対する診療体制に関する実態調査の結果。
・ 他領域の診療科間の連携についての、各地域の好事例の収集。
・ 小児期・若年期に発症する循環器病に対する診療体制の充実のための提言。
(4)研究費の規模等 ※
※
研究費の規模: 1課題当たり年間 5,000 千円程度 ※ (間接経費を含む)
研究実施予定期間: 令和7年度~令和8年度
新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等
については、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。
(5)採択条件
・ 小児期・若年期に発症する循環器病(先天性心疾患やもやもや病など)として、脳と心
臓の両領域を網羅している研究計画となっていること。
・ 小児期・若年期に発症する循環器病の診療体制に関連する様々な専門家を研究分担者と
する研究班体制が構築されていること。
・ 小児期・若年期に発症する循環器病対策の実施者(専門家、行政、関係団体等)の意見
が反映される体制が整備されていること。関連する領域の研究者が幅広く参加しており、
かつ主たる関連学会との連携が取れていること。
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