資料1-3 令和7年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (45 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47009.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第142回 12/12)《厚生労働省》 |
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公募研究課題
(1)研究課題名
International Classification of Functioning, Disability and Health(ICF、国際
生活機能分類)の多様な現場での実用化と統計への応用に向けた研究(25AB020
1)
(2)目標
ICF は WHO の国際分類ファミリーの中心分類の1つであり、生活機能という人間を総
合的に捉えた観点からの分類である。ICF は、疾病及び関連保健問題の国際統計分類第
11 版(ICD-11)において、補助セクションとして第 V 章に項目の一部が組み込まれ、
2024 年1月版が公表されたところである。このような国際動向を踏まえ、社会保障審議
会統計分科会生活機能分類専門委員会において、ICF 及び ICD-11 V 章のわが国の多様な
現場における実用化や統計への応用が重点課題であるとされている。本課題では、ICF を
用いた評価の活用事例を集積し、今後の医療・介護分野の統計への活用について検証を行
うことを目標とする。
(3)求められる成果
・ わが国で開発された ICF 評価セット、教育ツール等について国内の医療・介護現場にお
ける活用普及のための方策を提案すること。
・ ICF のわが国における疾病統計への応用について、実際のデータを用いた検証結果を基
に、生活機能改善に資する方策を提案すること。
・ WHO を含めた国際社会にわが国の ICF 活用による保健向上の成果を発信するとともに、
ICF 全般に関する最新の国際動向について情報収集(国内外のマスメディア反応を含
む)を行うこと。
・ 上記の成果物のエビデンスレベル(評価セット等の信頼性・妥当性、介入の効果等)を
示す資料(研究班が作成した原著論文、研究班で収集した論文集等)
(4)研究費の規模等 ※
研究費の規模: 1課題当たり年間 5,500 千円程度 ※ (間接経費を含む)
研究実施予定期間: 令和7年度~令和8年度
新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
※研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等
については、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。
(5)採択条件(【
】内は条件を満たしていることを示す書類等)
・研究代表者は ICF 及び関連した分類を用いた国際的な研究実績や実務経験を有すること。
・ICF に関連する様々な専門領域の専門家を研究分担者または協力者とする研究班体制が構
築されていること。
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