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資料1-3 令和7年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (220 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47009.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第142回 12/12)《厚生労働省》
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公募研究課題

(1)研究課題名
第9次医療計画を見据えた持続可能な地域小児医療体制構築に資する政策研究(25I
A0601)

(2)目標
地域の小児医療体制は、一次医療を行う診療所から救命救急医療や専門医療を行う中核
病院までが連携することによって構築されているが、地域毎の小児医療資源には差があ
る。また、小児救急医療においても、外傷や重症例の受入体制の地域間格差といった課題
が指摘されている。
第8次医療計画において、小児医療施設の集約化・重点化の方針や医師の働き方改革へ
の対応等が示されており、第8次医療計画開始後の小児医療体制の対応状況を収集・評価
するとともに、第9次医療計画の策定に向けて改善点等を提言する必要がある。
本研究は、このような情勢を踏まえつつ、地域毎の小児医療体制の現状について詳細に
把握した上で課題の抽出を行い、現在の医療資源の状況のみならず将来的な推定も踏ま
え、それらを効率的に活用した安全で持続可能な小児医療体制を構築する上で必要な事項
について検討し、より適切な医療機関、小児科医師の配置を含めた医療資源の配分につい
て提言を行うことを目標とする。

(3)求められる成果



第9次医療計画における小児医療体制について提言を行う。
働き方改革開始後の小児医療を担当する医師の現状を把握し、小児領域におけるタスク
シフト・シェアについて好事例を横展開する。
・ 各都道府県で策定された小児科医師確保計画の内容と効果を検証し、医師確保計画策定
ガイドラインの改訂に有用な提言を行う。
・ 平成 21 年度の厚労科研で作成された小児救急電話相談マニュアルの改訂を行う。
・ 小児救急医療における外傷や重症患者の受入体制の現状を把握し、課題を抽出すると共
に、解決策について検討する。

(4)研究費の規模等 ※



研究費の規模: 1課題当たり年間 5,400 千円程度 ※ (間接経費を含む)
研究実施予定期間: 令和7年度~令和9年度
新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等
については、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。

(5)採択条件

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