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資料1-3 令和7年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (237 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47009.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第142回 12/12)《厚生労働省》
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IA-16

公募研究課題

(1)研究課題名
医療 DX 施策を進めるための、生成 AI の活用による医療現場の課題解決の方策の検討の
ための研究(25IA1601)

(2)目標
各種医療 DX 施策によりデータ標準化などが進められているが、医療現場では深刻な
人手不足により AI などの活用も求められている。生成 AI の発展は、検査、処方、病名
などにおけるハウスコード(医療機関が独自に採用しているコード)から標準規格への
変換、文書作成業務、医療従事者の業務補助など幅広い応用可能性が報告され、医療
DX 施策への活用が期待されている。一方、新規技術の実装に対しては倫理的・法的・
社会的な対応も同時に検討していく必要がある。
本研究では、生成 AI を活用した医療現場の業務改善の方策の提案とともに、その試
験的実装を試みることで、実用上の問題点や個人情報保護法など各種規制上の問題点な
ども抽出し、それらの課題解決への提案も行うことを目標とする。またこの研究により
創出される好事例が全国の医療機関でも展開できることを目指す。

(3)求められる成果
・医療 DX の政策で進められる医療現場の標準規格化、文書作成などの各医療場面にお
ける課題に対し、生成 AI を用いた解決方法の提案をすること。
・試験的な実装を通して、制度面等の課題整理・対応策の検討を行い、課題解決に向け
た提案をすること。

(4)研究費の規模等 ※



研究費の規模: 1課題当たり年間 8,000 千円程度 ※ (間接経費を含む)
研究実施予定期間: 令和7年度~令和8年度
新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等
については、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。

(5)採択条件
・我が国の医療情報連携に係る施策について、十分な知識を有する者を含む体制が整備され
ていること。
・国内外の生成 AI に係る施策について、十分な知識や技術開発を有する者を含む体制が整
備されていること。
・生成 AI に関連する個人情報保護法など倫理的・法的・社会的な対応について十分な知識
を有する者を含む体制が整備されていること。
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