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資料1-3 令和7年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (176 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47009.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第142回 12/12)《厚生労働省》
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GC-14

公募研究課題

(1)研究課題名
障害者支援施設や共同生活援助事業所等における高齢障害者への看取りマニュアルの実
装に向けた研究(25GC1401)

(2)目標
地域移行を進めている障害者入所施設等においても利用者の高齢化が進んでおり、実際
に看取り対応の実績がある施設も増加している。看取りの対応には、誰とどこで過ごした
いか、どのような医療を受けたいか等の意思決定支援・人生会議(ACP)、医療的ケア等
が重要であり、多職種との連携によって適切な対応を取れる体制づくりを目指すことが求
められている。
そのため、本研究では、高齢期から終末期の利用者への対応において、障害者支援施設
等が多職種との連携を図る上で備えるべき内容を取りまとめた看取りマニュアルを複数の
障害者支援施設等で実際に活用し、その効果と課題等の検証を通して支援現場で実装し、
障害者が望む暮らしと看取りの実現を目指す。

(3)求められる成果


看取り実践に向けたマニュアルの提供によって、看取り期における様々な選択肢を含め
た意思決定支援や医療的ケアの実現等、現場の取組の推進を図る。
・ 令和8年度診療報酬改定及び令和9年度障害福祉サービス報酬改定において、看取りに
関する評価のあり方等の検討資料とする。

(4)研究費の規模等 ※



研究費の規模: 1課題当たり年間 12,000 千円程度 ※ (間接経費を含む)
研究実施予定期間: 令和7年度~令和8年度
新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等
については、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。

(5)採択条件


高齢障害者への支援に関連する様々な専門家(学識経験者、関係団体等)を研究分担者
とする研究班体制が構築されていること。
・ 当該研究課題は、厚生労働科学研究「障害者の高齢化による状態像の変化に係るアセス
メントと支援方法に関するマニュアルの作成のための研究(令和2~3年度)」及び「障
害者支援施設や共同生活援助事業所、居宅支援における高齢障害者の看取り・終末期の支
援を行うための研究(令和5~6年)」等との関連性が深いことから、これらの研究課題
の方向性及び研究成果に関して連携できるものを優先して採択する。

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