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資料1-3 令和7年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (194 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47009.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第142回 12/12)《厚生労働省》
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HB-2

公募研究課題

(1)研究課題名
HIV 感染血友病患者に対する悪性腫瘍スクリーニング法と非侵襲的治療法確立のための
研究(25HB0201)

(2)目標
抗HIV療法の進歩によりHIV感染症の予後が改善した一方、HIV感染者の高齢化に伴う課
題が表面化し、特に非エイズ関連の悪性腫瘍を合併する患者への対応が課題となってい
る。
本研究では、悪性腫瘍を早期発見するための方策の開発と、従来の治療では対応が難し
い症例に対して新たな治療法を提供できる医療体制の構築を目標とする。

(3)求められる成果



悪性腫瘍スクリーニングの実施とスクリーニング法の確立。
スクリーニングで得られたデータ分析に基づく、悪性腫瘍の早期発見に繋がる知見の創
出(悪性腫瘍の高リスク患者を事前予測する方法の開発等)。
・ 重粒子線治療の実施、安全性と有効性に関するデータの蓄積、及び医療提供上の課題の
抽出と、その解決に向けた提言。
・ 悪性腫瘍を合併した HIV 感染者は治験等の最新治療の除外対象とされる等の問題を解決
するための、非感染者と同等の治療を提供するための医療体制構築に向けた提言。

(4)研究費の規模等 ※



研究費の規模: 1課題当たり年間 40,000 千円程度 ※ (間接経費を含む)
研究実施予定期間: 令和7年度~令和9年度
新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等
については、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。

(5)採択条件


HIV 診療及びその合併症に関する専門家(HIV 感染症・エイズを含む感染症診療に従事
する医療従事者、HIV 感染者における悪性腫瘍に対する診療経験を有する医療従事者等)
を研究代表者又は研究分担者とする研究班体制が構築されていること。
・ 先進医療等を含む、悪性腫瘍の診療に精通した専門家が研究分担者又は研究協力者とし
て研究班に参画していること。
・ 研究分担者又は研究協力者として、若手研究者・女性研究者を研究班に参画させるよう
努めること。

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