資料1-3 令和7年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (86 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47009.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第142回 12/12)《厚生労働省》 |
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公募研究課題
(1)研究課題名
健康日本 21(第三次)の推進を目的とした、アルコール健康障害への対策の推進に資
する研究(25FA0701)
(2)目標
健康日本 21(第二次)では、飲酒に関する目標として、「生活習慣病のリスクを高める
量を飲酒している者の減少」を掲げていたが、最終評価において、男性では不変、女性で
は悪化傾向であった。健康日本 21(第三次)においても、アルコール健康障害の調査研究
結果及び、実効性のある目標設定という観点を踏まえ、引き続き生活習慣病のリスクを高
める飲酒量について、1日当たりの平均アルコール摂取量を男性 40g以上、女性 20g以
上とし、その割合を低減する目標を設定しており、アルコール健康障害に関する知識の普
及啓発・減酒支援等の推進がより一層求められる。
本研究では、目標設定後の飲酒に関する実態調査を行い、年齢・性別等に着目し、その
要因について詳細な分析・評価を行う。また政府統計(国民健康・栄養調査、NDB 等)に
おける飲酒領域のデータを用いて、最新の傾向を把握する。
また、健康日本 21(第三次)の取組を進める上で必要な飲酒に関するエビデンスの整理
や飲酒に起因するアルコール健康障害が社会に与える影響等に関するエビデンスの創出も
行う。
そして、「生活習慣病のリスクを高める量を飲酒している者の減少」のために取り組むべ
き効果的な健康増進施策を提案する。
(3)求められる成果
・ 飲酒行動の実態調査を行い、①~④の結果を明らかにする。
‐①生活習慣病のリスクを高める量を飲酒している者の背景等要因の詳細分析と評価。
‐②飲酒に起因するアルコール健康障害に関するエビデンスの整理と創出。
‐③飲酒による社会的影響の推計。
‐④生活習慣病のリスクを高める量を飲酒している者の割合を低減するために必要な健康
増進施策の提言。
・ 上記で行った飲酒に関する状況・要因分析等、研究結果をまとめ、健康日本 21(第三
次)推進専門委員会で行われる健康日本 21(第三次)の推進や中間評価のための議論の土
台となる資料案を作成する。
(4)研究費の規模等 ※
研究費の規模: 1課題当たり年間 10,000 千円程度 ※ (間接経費を含む)
研究実施予定期間: 令和7年度~令和9年度
新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
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