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資料1-3 令和7年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (84 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47009.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第142回 12/12)《厚生労働省》
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FA-6

公募研究課題

(1)研究課題名
生活習慣病の業種間格差・地域間格差の分析および格差解消対策の立案のための研究
(25FA0601)

(2)目標
2024 年度に開始した健康日本 21(第三次)においては、健康寿命の延伸と健康格差の
縮小を最終的な目標として位置づけており、今後、中間評価・最終評価に向けて、健康格
差縮小のための具体的取組を進めていく必要がある。
生活習慣は業種や地域によって大きく異なり、糖尿病等の生活習慣病の罹患や重症化に
起因する社会的影響については業種間格差や地域間格差があると想定される。しかし、生
活習慣病予防対策において業種による特徴に着目した格差の分析は十分に蓄積されていな
い。
本研究では、全国の業種別(農林水産業、製造業、サービス業等)、地域別(農村地域
と都市部等)に、糖尿病、高血圧症、脂質異常症等の生活習慣病の罹患・重症化の状況や
その社会的影響の実態を把握し、業種毎、地域毎の格差を分析し、それぞれの特徴に応じ
た生活習慣病対策を提案することによって、我が国の生活習慣病に関する健康格差の縮
小、健康増進、社会環境の質の向上に資する知見を創出することを目標とする。

(3)求められる成果
・ 健康日本 21(第三次)で領域・目標として設定されている生活習慣病や生活習慣等の状
況を中心に、業種別(農林水産業、製造業、サービス業等)、地域別(農村地域と都市部
等)の健康格差に関する最新のエビデンスレビューを行う。
・ 全国における、業種別、地域別の生活習慣病(糖尿病、高血圧、脂質異常症等)の罹患
状況や、生活習慣病の重症化による社会的影響の格差について、職域保険や地域保険等の
データや、先行して実施されている研究で得られた予防施策の経済影響等を用いて推計・
分析し、業種毎、地域毎の特徴を把握する。
・ 上記の分析で得られた知見に基づいて、健康日本 21(第三次)で推進すべき、産業間格
差・地域間格差の解消に資する効果的な生活習慣病対策を提案する。
・ 上記で行った健康格差に関する状況分析・評価をまとめ、健康日本 21(第三次)推進専
門委員会で行われる健康日本 21(第三次)の推進や中間評価のための議論の土台となる
資料案を作成する。

(4)研究費の規模等 ※



研究費の規模: 1課題当たり年間 6,000 千円程度 ※ (間接経費を含む)
研究実施予定期間: 令和7年度~令和9年度
新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等
については、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。
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