よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1-3 令和7年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (192 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47009.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第142回 12/12)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

HB-1

公募研究課題

(1)研究課題名
HIV 検査体制の改善と効果的な受検勧奨のための研究(25HB0101)

(2)目標
現在、保健所等における無料・匿名検査を中心としたHIV検査体制が整備されている
が、エイズを発症した状態で報告される者の割合は依然として、新規感染報告例の約3割
を占めており、早期診断のための検査体制整備や効果的な受検勧奨が求められている。
本研究では、保健所等における検査を含む現在の検査体制の課題を抽出し、早期発見の
推進のためのより効果的な検査体制のモデル構築及び試行等を行うことを目標とする。

(3)求められる成果


現在の検査体制の課題の抽出・解析、より効果的な検査体制のモデル構築、試行とその
評価。
・ 特にハイリスク行為が認められる集団に対する、具体的な受検行動につながるような、
効果的な受検勧奨のモデル構築、試行とその評価。
・ 利便性を生かした検査法のひとつとしての郵送検査に関する、保健所等での実施におけ
る診断精度の評価や検査結果の公表の手法、陽性時に適切な診断・治療につなげる上での
課題の解明、及び対応策の提言。
・ HIV自己検査の海外における知見の集積、それらを踏まえた、国内でのHIV自己検査を検
討する上での課題の抽出。
・ 以上の成果を踏まえた検査体制構築のための手引きの策定。
・ 予防行動を含めた普及啓発、検査・相談体制の一貫した体制整備の地域モデルの構築、
試行とその評価。
・ 新型コロナウイルス感染症といった他の感染症流行等による業務ひっ迫が生じた際の
保健所等の検査体制についての課題の抽出、及び対応の検討。

(4)研究費の規模等 ※



研究費の規模: 1課題当たり年間 60,000 千円程度 ※ (間接経費を含む)
研究実施予定期間: 令和7年度~令和9年度
新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等
については、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。

(5)採択条件


HIV 検査体制に関連する様々な専門家(HIV 感染症・エイズ及び性感染症を含む感染症
診療に従事する医療従事者、疫学者等)を研究代表者又は研究分担者とする研究班体制
が構築されていること。
189