資料1-3 令和7年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (47 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47009.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第142回 12/12)《厚生労働省》 |
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公募研究課題
(1)研究課題名
介護サービス施設・事業所調査の統計精度向上に資する調査研究(25AB0301)
(2)目標
介護サービス施設・事業所調査は、全国の介護サービスの提供体制、提供内容等を調査
することで、介護サービスの提供面に着目した基盤整備に関する基礎資料を得ることを目
的とした一般統計調査である。
本調査では令和5年から全面的にオンライン回答を導入したところであるが、紙媒体の
調査票と比較して回収率が低くなっている。オンライン回答については、報告者負担軽減
や調査の効率化が期待され、今後も積極的に活用する必要があることから回収率向上のた
めの対策を行う必要がある。また、オンライン回答については、紙媒体の調査票による回
答に比較して、一部の調査項目が未回答など欠損値への対応が課題となっており、統計結
果の有用性の観点から欠損値への適切な対応が求められる。
本研究では、調査対象者の負担軽減の観点や、統計作成者の業務効率化及び統計精度の
向上につなげる観点から、介護サービス施設・事業所調査のオンライン回答に係る回収率
の向上及び欠損値を補正するデータの活用及び統計的手法の改善に向けた提言を行うこと
を目標とする。
(3)求められる成果
・介護サービス施設・事業所調査のオンライン回答に係る回収率向上の対策を行うに当たっ
ての主な方法と業務負担量・手順など、実務上参考となる事項の検証及び評価
・介護サービス施設・事業所調査の欠損値を補正するデータの活用を行うに当たっての主な
統計的手法・手順や利用上の注意など、実務上参考となる事項の検証及び評価
上記を踏まえ、介護サービス施設・事業所調査のオンライン回答に係る回収率向上及び欠損
値を補正するデータの活用及び統計的手法の改善に向けた提言を行う。
(4)研究費の規模等 ※
研究費の規模: 1課題当たり年間 3,500 千円程度 ※ (間接経費を含む)
研究実施予定期間: 令和7年度
新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
※研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等
については、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。
(5)採択条件
・公的統計に関連する専門的な知見を有している者が研究代表者または研究分担者であるこ
と(統計調査における欠損値の補完に係る統計的手法に係る研究実績を有する専門家を
研究分担者とする研究体制が構築可能であればより望ましい。)。
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