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資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過)[694KB] (146 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_00106.html
出典情報 厚生科学審議会・薬事審議会(合同開催) 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第102回 7/29)医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年度第4回 7/29)(合同開催)《厚生労働省》
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被疑ワクチンの初回接種日前の 4 週間以内にその他のワクチン接
種はなかった。

報告はドクターより入手し、コミナティ RTU BA.1 を接種した患
者がワクチン接種後に心外膜炎を発症した。

2023/11/10、心外膜炎が発現した。

【臨床経過】

2023/11/02、7 回目のワクチン接種を受けた。

発症タイミング不詳だが、接種以後、前胸部痛が徐々に出現し増
悪傾向であった。

2023/11/10(ワクチン接種 8 日後)、前胸部痛が高度となり、救
急搬送され入院した。胸部 CT 上、心拡大、少量の心嚢水・両側
胸水があった。心嚢液貯留と両側胸水があった。入院となった。
胸膜炎を疑い、抗菌薬を使用したが無効であった。心膜炎・胸膜
炎の可能性を考え抗菌薬を開始したが無効であった。各種血液検
査および胸水穿刺では、異常所見は認めなかった。

2023;/11/16(ワクチン接種 14 日後)、ロキソプロフェン内服を
追加し、一旦は軽度の症状改善を得たが、再燃傾向が見られた。
NSAID を開始し、一旦はやや改善した。

2023/11/27(ワクチン接種 25 日後)、CRP 上昇などの病態再燃傾
向があった。

同時点で膠原病(SLE 等)、感染(結核等)、悪性なども鑑別に
各種血液検査、胸水精査を施行したが、特異所見はなかった。心
嚢水は貯留量少なく穿刺未であった。

総合的に、新型コロナウイルスワクチンによる心膜炎の可能性が
あった。同時点からステロイド(メチルプレドニゾロン 60 mg/