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資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過)[694KB] (99 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_00106.html
出典情報 厚生科学審議会・薬事審議会(合同開催) 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第102回 7/29)医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年度第4回 7/29)(合同開催)《厚生労働省》
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12 月 31 日、尿道カテーテルは抜去した。そして、自己排尿があ
った。

2024/01/05、患者は昼食にきざみ食をトライし、5/10 割を摂取
可能であった。

1 月 6 日、胃管を抜去した。

1 月 12 日、脳血流 SPECT を再度検査したところ、右優位両側小脳
半球に相対的血流低下あり、脳幹の血流低下は前回の検査と比較
して軽度に留まった。

1 月 13 日、脳 MRI を再度検査したところ、新出所見は認められな
かった。前回 1 月 2 日に認めた脳 MRI で両側中小脳脚のワーラー
変性疑いの信号変化は不明瞭になっていた。

1 月 16 日、スコポラミンクリームを終了し、ラクツロースを開始
した。患者は頭痛を訴え、プレタール 100 mg/2 に減量した。

1 月 17 日、患者はリハビリテーション病院に転院した。

【報告医師の評価】

報告医師は、事象(脳梗塞)を重篤(障害)と分類し、事象(脳
梗塞)とワクチンとの因果関係は評価不能と評価した。他の要因
(他の疾患など)の可能性はなかった。

【報告医師のコメント】

患者は単相性の経過で、入院後痙攣の再発や他神経症状の進行・
悪化は認められなかった。抗血小板薬で二次予防を行い、病状は
安定して経過した。重度の球麻痺と左片麻痺、運動失調が認めら
れた。構音障害は緩やかに改善傾向だが、発話は不明瞭で、多く
の場合聞き返しを要した。経口摂取は嚥下ペースト食;・きざみ
食をむせることなく摂取している。1 日 2 回前後の吸引を要す
る。左片麻痺と運動失調のため、介助で離床し、車いすに移動
し、歩行練習を行っている。痙攣の原因を検索したところ、脳