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資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過)[694KB] (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_00106.html
出典情報 厚生科学審議会・薬事審議会(合同開催) 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第102回 7/29)医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年度第4回 7/29)(合同開催)《厚生労働省》
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報告医師は、事象(アナフィラキシーショック)を重篤 (入院/入
院期間の延長。入院期間:1 日) に分類し、ワクチンとの因果関
係を関連ありと評価した。

他要因(他の疾患等)の可能性の有無はなかった。

【報告者意見】

接種当日の当院問診では特に問題ないとのことであったが、事後
の問診にて、過去のコロナワクチン接種時に 2 回目、3 回目は吐
き気、眩暈があり、4 回目は予め仰臥位になって接種したが具合
悪くなったことがあり、いずれも処置を要さず自然軽快し帰宅し
ていたことが判明した。しかし、5 回目接種では特に具合悪くな
らなかったため、ご本人としてはアレルギーなど、コロナワクチ
ン接種自体に問題はなかったと認識していたとのことであった。
(いずれの回も当院ではなく、他院もしくは集団接種会場で接種
していた)。

アナフィラキシー分類評価(ブライトン分類): ステップ 1. 随
伴症状のチェック

<Major 基準>

循環器系症状: 測定された血圧低下。

<Minor 基準>

呼吸器系症状:喘鳴もしくは上気道性喘鳴を伴わない呼吸困難。

消化器系症状:悪心。

ステップ 2. 症例定義(診断基準)のチェック<アナフィラキシ
ーの症例定義> 全てのレベルで確実に診断されているべき事項
(診断の必須条件):