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資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過)[694KB] (147 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_00106.html
出典情報 厚生科学審議会・薬事審議会(合同開催) 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第102回 7/29)医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年度第4回 7/29)(合同開催)《厚生労働省》
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日)を開始し、病状は徐々に改善した。

2023/12/18(ワクチン接種 1 ヶ月 16 日後)、プレドニゾロン内
服 30 mg/日に漸減下で一旦退院した。

2023/12/26(ワクチン接種 1 ヶ月 24 日後)、著明な浮腫を認め
た。ステロイド漸減に伴う病態再燃が疑われ、再入院となった。
ステロイド増量で改善し、徐々にステロイド再漸減を開始した。
一旦プレドニン内服 40 mg/日へ増量したが、炎症に問題なく再度
漸減した。

心嚢液は多量でなかったため、直接の穿刺による評価が困難だっ
た。胸水および血液の各種検査(感染、腫瘍、膠原病を含む)お
よび胸部 CT では、他の疾患を示唆する所見は見られなかった。
因果関係の有無については断定できないが、他の原因因子が認め
られないため、新型コロナウイルスワクチンによる心外膜炎と推
定される。

2024/01/19(ワクチン接種 2 ヶ月 17 日後)、患者は退院した。
以後、2024/02/27 まででステロイド漸減が終了した。

2024/01/26(ワクチン接種 2 ヶ月 24 日後)、浮腫等の体液貯留
が目立ち、再入院した。収縮性心膜炎の病態が示唆された。

利尿薬、透析で除水の上、追加治療を検討中であった。

2024/03/14 時点(ワクチン接種 4 ヶ月 12 日後)、事象心膜炎の
転帰は未回復であった。

残りの事象の転帰は不明だった。

心膜炎調査票:

1.病理組織学的検査は実施しなかった。