資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過)[694KB] (9 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_00106.html |
出典情報 | 厚生科学審議会・薬事審議会(合同開催) 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第102回 7/29)医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年度第4回 7/29)(合同開催)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
【臨床経過】
2023/10/20、検診でヘモグロビンA1C5.8%を記録され、患者は
6 回目のコロナワクチン投与を受けた。
2023/11/07(ワクチン接種から約 19 日後;2023/11/08 00:05 と
しても報告された)、患者は劇症 1 型糖尿病を発現した。
2023/11/07 20:00 頃、口渇、多飲、多尿が出現し、A 病院を受診
した。血糖値 878mg/dl、PH7.1 および尿中ケトン体 25 を記録し
た。
病院のベッドが満床のため、2023/11/08 00:05(ワクチン接種の
20 日後)、報告者の病院に搬送され ICU に入室した。血中ケトン
体:10660 uMol/L、血糖:731 mg/dl、HbA1c:8.0%、PH:
7.142、pCO2:26.5、pO2:96.3、HCO3:8.7、ABE:19.1、GAD 抗
体(基準範囲:0~5):5.0U/mL 未満(陰性)、IA2-抗体(基準
範囲:0~0.6):0.6U/mL 未満(陰性)、インスリン自己抗体
(基準範囲:0~0.4):0.4U/mL 未満(陰性)、Zn-T8 抗体(基
準範囲:0~15):10.0U/mL 未満(陰性)を認め、ワクチン後の
劇症 1 型糖尿病で入院した。
劇症;1 型糖尿病(罹患中)の結果として、インスリン注射を含む
治療的処置がとられた。
2023/11/08、橋本病および大動脈弁狭窄症が発現した。患者は経
過観察であった。
2023/11/25(ワクチン接種から 1 か月 6 日後)、患者は退院し
た。
【転帰】
2023/11/25、事象劇症 1 型糖尿病の転帰は回復したが後遺症あり
(劇症 1 型糖尿病)であった。