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資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過)[694KB] (42 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_00106.html
出典情報 厚生科学審議会・薬事審議会(合同開催) 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第102回 7/29)医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年度第4回 7/29)(合同開催)《厚生労働省》
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同日夜より、発熱が出現した。
翌日も発熱と倦怠感が持続した為、ロキソニン、カロナール等を
服用したが改善しなかった。
2023/12/10 の夕方、患者は、発熱時に服用するよう指示があった
レボフロキサシンを服用した。
2023/12/11 の朝も、倦怠感強く、微熱が持続したため、患者は報
告者の病院を受診した。
インフルエンザと COVID;-19 は陰性であった。
肝機能障害(AST 288、ALT 304、LDH 291、γGT 180)と白血球
減少(WBC 2800)を認めたため、患者は加療のために入院した。
EBV、サイトメガロウイルス等もチェックしたが、リンパ球増加
はなく、咽頭痛も認めず否定的であった。肝機能障害に対し、タ
チオン、強力ネオミノファーゲンシーなど投与した。
肝機能・白血球減少は経時的に改善し、2023/12/18 時点で、これ
らの値は正常値まで回復した。
2023/12/19、退院となった。

【報告薬剤師の評価】
報告薬剤師は、事象「肝機能障害」を重篤(入院)と分類し、事
象「肝機能障害」とワクチンは関連ありと評価した。他の要因
(他の疾患など)の可能性はなかった。

【報告薬剤師のコメント】
患者は多発性腎のう胞など複数の既往症のある患者であるが、コ
ロナワクチン接種時点は患者の病状は安定しており肝機能障害は
なかった。コロナワクチン接種を契機に肝機能障害が発現してい
ること、各種検査でウィルス感染は否定的であることからワクチ
ンによる肝機能障害の可能性は否定できないと考える。

関連する検査は不明であった。

追加情報(2024/01/29):本報告は、同じ薬剤師からの自発追加
報告である。
更新情報:報告者情報、患者のイニシャル、経
過。;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
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