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資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過)[694KB] (181 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_00106.html
出典情報 厚生科学審議会・薬事審議会(合同開催) 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第102回 7/29)医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年度第4回 7/29)(合同開催)《厚生労働省》
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血小板減少のエピソードがあったため、移植後 3 年以上経過して
いたが、免疫抑制剤および少量のステロイドの内服を継続してい
た。SARS-CoV-2 mRNA ワクチン接種後に全身倦怠感が 2 週間以上
持続するとの訴えがあり、頸部リンパ節腫大を伴っていた。倦怠
感は持続し、画像検査で多発するリンパ節腫大を認めたことから
組織学的検索を行ったところ、IgH/MYC 変異を伴う EBV-positive
DLBCL、GCB type [PTLD]の診断となった。診断後は Rituximab 単
剤治療が奏効し、リンパ節の縮小・末梢血 EBV DNA の減少/消失
が得られた。

[考察]SARS-CoV-2 mRNA ワクチン初回接種後のリンパ節腫大の出
現頻度 1.5%程度と報告されているが、追加接種後は 5-20%まで増
加すると言われている。また、ワクチン接種後のリンパ節腫大を
契機に悪性リンパ腫の診断に至った症例も報告されている;。同
種移植後の患者は引き続きワクチン接種を積極的に施行すべき集
団となると考えられ、PTLD は稀ではあるものの有害事象の鑑別診
断の 1 つとして留意すべき疾患と考えられる。

再調査不可であ
る。;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
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