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資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過)[694KB] (180 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_00106.html
出典情報 厚生科学審議会・薬事審議会(合同開催) 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第102回 7/29)医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年度第4回 7/29)(合同開催)《厚生労働省》
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報告者は、事象(頭痛、食欲不振、体重減少、プロラクチン血漿
と下垂体卒中の症状)を非重篤と分類した。事象(頭痛、食欲不
振、体重減少、プロラクチン血漿と下垂体卒中の症状)の転帰は
不明であった。

患者に実行される処置があったかどうかは不明であった。

これ以上の再調査は不可能である。バッチ/ロット番号は提供さ
れておらず、入手できな
い。;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;

本報告は、以下の文献から入手した報告である:「SARS-CoV-2 ワ
クチン接種を契機に発症/診断に至った移植後リンパ増殖性疾
患」、第 46 回日本造血・免疫細胞療法学会総会、2024;
Vol:46th、pgs:237。

リンパ性白血病;

71

びまん性大細胞型B

急性移植片対宿主

細胞性リンパ腫;

病;

移植後リンパ増殖性

急性骨髄性白血病;

障害;
放射線療法;
遺伝子変異
非血縁者骨髄移植療


移植後リンパ増殖症(PTLD)は同種移植症例の 1%程度で発症すると
され、移植後の免疫不全を背景に EBV の再活性化が関与するとさ
れる。その多くは移植後 1 年以内に発生するとされるが、移植後
3 年以上経過し、SARS-CoV-2 mRNA ワクチン接種を契機に発症/診
断に至った PTLD 症例を経験したため報告する。

[症例提示]移植時 58 歳男性である。原疾患は急性骨髄性白血病
に対する化学療法歴のある 2 次性 B リンパ芽球白血病である。Ph
染色体陰性である。DNR-COP 療法、大量キロサイド療法、大量メ
ソトレキセート療法を含む多剤併用化学療法をおこなった後、第
一寛解期に HLA-DR1 座 miss match ドナーからの非血縁者間骨髄
移植を施行した。移植前治療は Flu(125)+LPAM(140)+TBI(2)+ATG(2)、GVHD 予防は TAC+sMTX を選択した。
Skin stage 3 の aGVHD を認め 1mg/kg の PSL 治療を行ったが、
gut、liver の aGVHD は合併せず、移植後 day56 に退院した。

外来での免疫抑制剤減量中に cGVHD の一部と考えられる ITP 様の