資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過)[694KB] (44 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_00106.html |
出典情報 | 厚生科学審議会・薬事審議会(合同開催) 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第102回 7/29)医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年度第4回 7/29)(合同開催)《厚生労働省》 |
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2024/08/31、筋肉内、接種日:2023/08/02)。
【事象の臨床経過】
2023/12/25、他内科医院(かかりつけ)にて、7 回目新;型コロナ
ワクチンを接種した。接種後体調が悪くなりその場で点滴し帰宅
した。
2023/12/26、朝に、腰、背中、肩の疼痛あり、かかりっけ医受診
した。
2023/12/29、疼痛持続した。胸部不快感、労作性呼吸苦が出現し
た。
年末年始、症状か続いて、体調がすぐれず、そのため、
2024/01/04、当院受診した。不整脈多発と炎症反応があったた
め、心膜炎を疑い病院に紹介された。胸部X線など検査を施行し
た。
2024/01/04 の関連する検査は以下を含んだ;
胸部X線:心胸郭比 69%;
心エコー:心膜液貯留;
心電図:上室性期外収縮散発;
NT-proBNP:1130pg/ml;
D 二量体:2.3;
24h ホルター心電図:5 秒弱の洞停止;
血液検査(その他):トロポニンI 0.05;CRP 17.3mg/dL;ミオグ
ロビン 104;CK-MB 2.3ng/ml.
2024/01/05、前項記載の異常所見あたため、中隔病院に紹介、受
診し、当日入院した。検査にて急性大動脈解离(Stanford A 型)
が判明し、同日緊急手術(大動脈瘤切除及び人工血管置換術)を
施行した。同日、急性大動脈解离(Stanford A 型)と診断した。
2024/01/25、術後の経過は良行であったが、有症候性の洞不全症
候群のため、PM 植込み術を施行した。
2024/02/02、全身状態良好のため退院した(入院中に発作性心房
細動が見られたため、リクシアナ投与開始)。
事象急性大動脈解離(Stanford A 型)、不整脈、倦怠感、炎症は
診療所への受診を必要とした。
急性大動脈解離(Stanford A 型)は、入院/入院期間の延長の重
篤性基準で、救急治療室への受診を必要とした。(入院期間:
2024/01/05 から 2024/02/02 まで)、ワクチンとは因果関係あり
であった。
【転帰】
急性大動脈解離(Stanford A 型)の転帰は、処置で軽快した(詳