よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1-2-3-4    薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過)( (143 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

本症例は、「COVID-19 ワクチン接種を契機に血球貪食症候群を伴う低補体血症性蕁
麻疹様血管炎を発症した一例」の文献からの報告である。

文献参照:

岩村 成蕗、江口 勝美、荒木 健志、梅津彩香、古藤世梨奈、髙谷

亜由子等。

COVID-19 ワクチン接種を契機に血球貪食症候群を伴う低補体血症性蕁麻疹様血管炎
を発症した一例。

2022/10/27、医師より追加情報を入手した。

蕁麻疹様血

併用薬はランソプラゾール、テプレノン及びベポタスチン。

管炎;
24788
血球貪食性
リンパ組織

2021 年 7 月 2 日

球症
本剤を 1 回目接種した。

2021 年 7 月 16 日

接種 2 週間後、微熱,両肩両膝関節痛,両下腿に散在する斑状紫斑,下腿浮腫,が出現し
た。

2021 年 7 月 30 日

本剤を 2 回目接種した。

発熱、多発性関節痛紫斑病及び蕁麻疹が悪化した。

赤血球数減少、血小板数減少、高フェリチン血症、 sIL-2 R 高値、重度の低補体血症
を認めた。低補体血性尿路性血管炎(HUVS)と診断した。静脈内ステロイドパルス療
法及び経口プレドニソロン(経口)40 mg 治療により改善した。

2021 年 9 月初旬より、四肢に散在する蕁麻疹様皮疹が新たに出現し,症状改善ないた

143