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資料1-2-3-4    薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過)( (159 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
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本例は、医薬品医療機器総合機構を通じて入手した解剖医による副反応報告症例(厚
生労働省受付番号:(v2210002234)である。

既往歴は気管支喘息、筋痛症、不眠症。

過去に投与された製剤はミルタザピン。

2022 年 7 月 5 日

本剤 3 回目を接種した。

2022 年 7 月 6 日

午前 0 時頃

患者は急性心機能不全が発症した。
不眠症;

24820

心機能障害

喘息;

筋肉痛

2022 年

患者は死亡した。

剖検が実施された。

1.心:重量 460g、硬度異常、心嚢液少量、剔出血液 150ml 暗赤色流動性、心室壁左
/右=1.0/0.5cm、冠状動脈:狭窄殆どなし。組織:明瞭な炎症細胞浸潤及び線維化な
し、血栓なし。

2.肺:重量左/右=475/615g。組織:出血中等、明瞭な炎症細胞浸潤なし、血栓な
し、胸腔液は少量。

3.肝臓:重量 1355g、表面平滑。組織:空胞変性極軽度、グリソン鞘周囲にリンパ
球浸潤軽度、一部架橋様あるも、偽小葉は認められない。

4.脾臓:重量 140g、血量多量。

5.膵臓:重量 165g。組織:死後変化中等、明瞭な炎症や線維化認めない。

6.腎臓:重量左/右=180/170g、表面平滑。組織:糸球体硝子化殆どなし、尿細管円柱

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