資料1-2-3-4 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過)( (27 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html |
出典情報 | 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》 |
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体温 39.9℃、倦怠感及び悪寒を認めた。自力で起き上がることも介助もで
きなかった。患者はアセトアミノフェン 300 mg 錠を服用した。
14:18
患者は排尿を望んだが失禁した。
14:55
看護師が患者の代わりに水を購入した。患者はフォームに記入することがで
きず、書くのが困難であった。患者はフォームに記入することができず、ありがとう
と言った。
17:47
患者は腹臥位でベッドに横になった。無呼吸となり、心肺蘇生施行した。
18:03
脈拍は感じられず、呼吸は再開しなかった。
18:06
気管挿管した。
18:10
アドレナリン 1 mg を同時注射した。
18:15
酸素 10 L 投与開始した。
18:17
アドレナリン 1 mg を追加投与した。チューブを抜去し、バッグバルブマス
クで人工換気を行った。
18:19
救急隊が到着した。
18:25
気管挿管が実施された。
18:32
患者は三次救急医療施設へ移送された。
18:45
患者は救急病院に到着し、救急医療を受けた。その後患者は死亡した。
19:03
死亡確認。剖検では心肥大、脂肪肝、僧帽弁置換術後、本剤投与部に出血と
好中球を認めた。心筋炎、血栓ないが本剤関与があるともないとも言えず、剖検によ
る死因は致死性心肥大であった。報告された死因は無呼吸及び心肺停止であった。
本報告時
心肺停止、心肥大、無呼吸の転帰は、死亡。
失禁、疼痛、熱感、筋力低下、倦怠感、脂肪肝、活動性低下、ワクチン接種部位出
血、悪寒、発熱の転帰は、不明。
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