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資料1-2-3-4    薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過)( (43 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
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腎機能障

2022 年 4 月 21 日

害;
腎生検を施行して、光顕では Minimal change nephrotic syndrome with focal
菌血症;

glomerulosclerosis であった。

血小板減少

腎生検免染結果は IgA+C3 陽性であり、電顕でも傍メサンギウム領域に高電子密度物質

症;

を認め、IgA 血管炎として矛盾しない所見であった。

血尿

2022 年 4 月 22 日

mPSL1000mg/日、3 日間のステロイドパルスを施行し、後療法は PSL0.8mg/kg/日。

2022 年 4 月 25 日-4 月 27 日

PSL80mg/日静注を施行した。

2022 年 4 月 28 日

PSL60mg/日内服へ切り替えた。ステロイド開始後は紫斑消退傾向だった。

2022 年 5 月 1 日

手掌と足底に再度紫斑が出現した。

2022 年 5 月 4 日

貧血の進行と血便があり、輸血と絶食補液を行うこととなり、同日右内頚静脈より CV
を再挿入し TPN を開始した。同日よりステロイドを PSL80mg/日静注変更した。

2022 年 5 月 9 日

フィブロガミン 12ml 使用を開始した。

2022 年 5 月 11 日

紫斑は改善したものの 4 月 27 日頃から Cre は 2.0 で改善なし、小腸潰瘍と思われる出
血の改善も期待した。

2022 年 5 月 11 日-5 月 13 日

mPSL500mg/日パルスを再度施行した。

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