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資料1-2-3-4    薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過)( (177 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
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日付不明、心拍数:73/分冠疾患集中治療室入院時。

日付不明、顕微鏡検査:顕微鏡所見により、心筋細胞溶解及び広範な線維症が認めら
れ、左室自由壁及び心室中隔の前部に顕著な混合型炎症性浸潤(T 細胞、マクロファ
ージ、好酸球)が認められ、心筋炎の診断に至った。CD 138+CD 79 a+CD 20 形質細胞
は認められなかった。非対称性左室肥大が認められたが、肥大型心筋症に特徴的な心
筋細胞の崩壊は認められなかった。左室自由壁とは対照的に、心室中隔の後部及び右
室自由壁は炎症性細胞浸潤又は線維症をほとんど示さず、ほぼ正常な心筋が維持され
ていた。加えて、後部乳頭筋は、広範で重度の線維症を伴う、左心室心筋で同様の炎
症性細胞浸潤を示した。

日付不明、心筋壊死マーカー:VA-ECMO、Impella CP による心室補助装置、ステロイド
パルス療法、IVIG 療法を開始後、心筋酵素値が低下した。

日付不明、SARS-CoV-2 検査:(陰性)陰性。冠疾患集中治療室入院時。

本文献症例は、「Scientific Reports」で発表された文献症例である。

COVID-19 予防として本剤の投与を受けた女性患者におけるアナフィラキシー反応が発
見した。

LITERATURE REFERENCE:
アナフィラ
24852
キシー反応

Akaishi T, Onodera T, Takahashi T, Harigae H, Ishii T. Reports of acute
adverse events in mRNA COVID-19 vaccine recipients after the first and second
doses in Japan. Sci Rep. 2022;12(1):15510(1):15510

病歴の情報は報告されなかった。

併用薬及び治療薬の報告はなかった。

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