資料1-2-3-4 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過)( (268 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html |
出典情報 | 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》 |
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呼吸障害が発現。
2 回目接種の 34 日後、発熱及び嘔吐のため来院した。
2022 年 7 月 3 日
心筋炎が発現した。
患者は重度の炎症反応を示し、感染に対する抗生物質による治療を受けた。左室壁運
動低下、血性心嚢液貯留が報告されており、心筋炎は左室壁を中心とした広範囲に認
められると考えられた。また、間質に線維症があった。
2022 年 7 月 8 日
呼吸状態悪化し、 患者は死亡した。報告された死因は心筋炎であった。剖検が実施さ
れたが、結果は提供されなかった。
死亡時、呼吸障害、発熱及び嘔吐の転帰は不明であった。
診断結果(可能であれば括弧内に正常範囲を示す):
日付不明、駆出率:33.7%。
日付不明、心電図:前左脚ブロック。
日付不明、病理検査:血性心嚢液貯留、主に左室壁に広範な心筋細胞消失、マクロファ
ージ及び T リンパ球の浸潤があり、心筋炎が示唆された。
日付不明、SARS-CoV-2 検査:(陰性)陰性。
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