よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1-2-3-4    薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過)( (254 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

本剤 4 回目を接種した。

2022 年 9 月 10 日

患者は下壁心筋梗塞、認知症、食欲減退、味覚障害、味覚不全、食道裂孔ヘルニア、
貧血及び発熱を発現した。

日付不明

心筋炎(薬剤(ワクチン)誘発性心筋炎の可能性あり)、脳出血、頭蓋内動脈瘤が発
現。

2022 年 10 月 8 日

外来受診。

患者は虚血性心疾患の評価を受けていなかったが、薬剤(ワクチン)誘発性心筋炎に
罹患していた可能性がある。トロポニン T は投与されていなかった。CPK, ASP 及び
LDH によると、虚血性心筋症による心筋崩壊の証拠はなかった。急性冠症候群の状態
ではなく、当時又は過去に起こった急性心筋炎の状態であった。下壁心筋梗塞が現在
の診断であった。

本報告時、心筋梗塞、認知症、心筋炎、脳出血、頭蓋内動脈瘤、味覚障害、裂孔ヘル
ニア、貧血の転帰は、不明。

食欲減退、味覚不全の転帰は、未回復。

発熱の転帰は、回復。

診断結果(可能であれば括弧内に正常範囲を示す):

日付不明、アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ:虚血性心筋症による心筋崩壊の
所見なし。

日付不明、血中クレアチンホスホキナーゼ:(陰性)は 32 のように発熱発現から 1 ヶ
月以上陰性である。正常値を下回っている。

日付不明、血中乳酸脱水素酵素:虚血性心筋症による心筋崩壊の所見なし。

254