資料1-2-3-4 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過)( (8 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html |
出典情報 | 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》 |
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日)(高血圧用)、ゾルピデム(開始日不明~2021 年 7 月 12 日)(不眠症用)、プラ
バスタチン(開始日不明~2021 年 7 月 16 日)(脂質異常用)、メコバラミン(開始日
不明~2021 年 7 月 13 日)(末梢性ニューロパチー用)があった。
COVID-19 及びアレルギーの病歴はなかった。
2021/06/06 本剤 1 回目の接種。
2021/07/04
12:45 本剤 2 回目の接種。数時間後より息苦しさ、味覚・嗅覚障害が出
現。患者は無嗅覚(嗅覚消失)及び味覚消失(味覚消失)が発現。
2021/07/12 ゾルピデム投与中止。
2021/07/13 息苦しさが増悪したため当院へ救急搬送され、急性呼吸窮迫症候群の診
断で入院。酸素投与に加え、メチルプレドニゾロン 500 mg を 1 日 1 回、ヘパリン 1 万
国際単位を 1 日 1 回、セフトリアキソン 2 g、1 日 1 回及びモルフィン(用量及び頻度
不明)投与開始。アムロジピン、メコバラミン、フスコデ配合錠投与中止。重症急性
呼吸器症候群コロナウイルス 2(SARS-CoV-2)ヌクレオカプシド(N)の値は 0.02 S/C
と陰性。
2021/07/16 酸素化増悪し、ネーザルハイフロー療法開始。プラバスタチン投与中
止。低酸素症が進行したが、呼吸窮迫の比例徴候は認められず高流量鼻カニューレ酸
素療法が開始。しかし、患者の酸素レベルは改善しなし。高用量コルチコステロイド
及び高流量鼻カニューレ酸素療法により患者の状態は改善なし。
2021/07/18 メチルプレドニゾロンを 80 mg/日から 500 mg/日に増量。
2021/07/19 呼吸困難が発現し、気管挿管を希望しなかったため、モルヒネ皮下注開
始。
2021/07/21 モンテルカスト投与中止。
2021/07/22 呼吸不全のため死亡を確認。報告された死因はワクチン誘発性急性呼吸
窮迫症候群。剖検は死後 88 時間で実施。剖検による死因は間質性肺炎。びまん性肺胞
障害(滲出性のほぼ増殖期)及び肺の軽度の急性うっ血、心臓の顕著な変化なし、血
管の芳香性アテローム性動脈硬化症、肝臓の急性うっ血、膵臓のアゴナル型急性膵
炎、消化管及び脾臓の顕著な変化なし、腎臓のアゴナル型急性尿細管壊死及び良性腎
硬化症、尿路の顕著な変化なし、胸水貯留なし、胃の粘膜下平滑筋腫(5 mm)。新型
コロナウイルスは検出されなかったが、COVID IgG Quant の異常高値を認めた。生前
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