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資料1-2-3-4    薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過)( (90 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
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2022 年 7 月 26 日午前 8 時 52 分

本剤 4 回目接種。(剤量:0.25ml、ロット番号:000234A )

2022 年 7 月 27 日午前 9 時 36 分

ワクチン接種後、発熱・頻脈が発生し当院外来受診を経て入院。外来受診時の体温
38.1℃、心電図にて上室性頻拍(164)が確認された。胸部 X 線画像著変なし。入院後の
診察で呼吸促拍、無呼吸数秒、全身浮腫著明、血圧 151/125 ㎜、脈拍 160 にてワソラ
ン静注投与。血圧 89/53 ㎜ Hg となりジゴシン注投与。補液、ラシックス注の利尿作用
もあり 7 月 29 日昼には血圧・脈拍落ち着くが浮腫継続。検査値別添。

血圧上昇に対し塩酸ベラパミル(バソラン)(静注)5 mg の投与を開始した。塩酸ベ
ラパミル(バソラン[塩酸ベラパミル])、血圧上昇に対し、用量及び頻度不明;塩酸
ベラパミル(バソラン[塩酸ベラパミル])、血圧上昇に対し、2022 年 8 月 10 日か
ら 2022 年 8 月 13 日まで、80 mg、1 日 1 回;上室性頻脈及び血圧低下に対し、ジゴキ
シン 30 mg 及びフロセミド(ラシックス P)(静注)血圧上昇及び脈拍数増加に対
し、用量及び頻度不明、投与開始日以降継続中。

2022 年 7 月 29 日正午

水分補給及びラシックス注射の利尿効果により、血圧及び脈拍数は 7 月 29 日正午に安
定したが、浮腫は持続した。

2022 年 8 月 10 日

経口バソラン錠及びビソノテープによる治療を受けた。

2022 年 8 月 13 日

全身性浮腫は回復した。

2022 年 9 月 2 日

バソラン錠の投与を中止し、

2022 年 9 月 7 日

退院した。

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