資料1-2-3-4 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過)( (195 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html |
出典情報 | 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》 |
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上記接種の 2 過間後から、複視が出現。当科受診し、眼球運動障害は他覚的にははっ
きりしないが、特に左方視で複視の訴えあり。また、右眼瞼下垂を軽度認めた。血清
アセチルコリンレセプター抗体は 2.2 と軽度上昇あり。その後、三重大学病院にて、
テンシロンテストは副作用が高度で判定できなかった。上眼臉挙筋の反復刺激検査で
は明らかな waning を指摘できず。
CT 検査で胸腺腫なし。プレドニン経口投与を開始し、症状はやや改善している。
2022 年 09 月 7 日
複視、眼瞼下垂、重症筋無力症、眼筋麻痺の転帰は未回復。
本例は医薬品医療機器総合機構を通じて入手した医師による予防接種後副反応疑い報
告書(厚生労働省受付番号:v2210002373)である。
患者年齢:82 歳 7 か月
塞栓症;
25314
脳梗塞;
2022 年 2 月 17 日
午後
脳浮腫;
本剤 3 回目を接種した。
血小板減少
2022 年 2 月 18 日
時間不詳
症;
症状名:血栓症(血栓塞栓症を含む。)(血小板減少症を伴うものに限る。)。
血小板減少
症を伴う血
最終健常は 2022 年 2 月 17 日 20 時。翌 2 月 18 日 7 時ごろ臥床しているのを家族が発
栓症;
見。右上下肢麻痺、失語あり救急要請され当院搬送。MRI/MRA で脳梗塞、内頸動脈閉
塞を認め入院。緊急血管内治療施行し、再開通が得られたが、翌朝の MRI で再閉塞、
頚動脈閉塞
脳梗塞拡大所見あり。脳浮腫も増悪し、全身状態悪化。
2022 年 2 月 20 日死亡退院された。
2022 年 2 月 20 日
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