資料3-2 中期目標期間実績評価書(案) (109 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41369.html |
出典情報 | 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第12回 7/30)《厚生労働省》 |
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中期目標
中期計画
主な評価指標
法人の業務実績・自己評価
主務大臣による評価
業務実績
(4)先進医
療技術の臨床
導入の推進
先端的研究
機関との研究
協力・連携を
推進し、先進
医療技術の臨
床導入を推進
するととも
に、その結果
を公表する。
また、他の
設置主体との
連携により、
ゲノム医療・
再生医療に関
する臨床研究
や新規医薬品
開発等の共同
研究をより充
実させる。
加えて、国
の医療情報政
策のモデル事
業を実施する
など、医療の
IT化への対
応に向けて積
極的に貢献す
る。
自己評価
(4)先進医療技術の臨床導入の推進
評定
1.国立研究開発法人理化学研究所との連携・協力
国立研究開発法人理化学研究所との「包括的な連携・協力の推進に関する基本協定」に基づく、
「NKT細胞を活性化する肺がん治療の開発(国立研究開発法人理化学研究所、国立大学法人千葉
大学、独立行政法人NHOの三者による共同研究)」に係る共同研究契約書を、平成24年8月1
日に締結し、本中期目標期間中も引き続き研究を行った。
NHO病院の13施設が協力医療機関(三重中央医療センター、長良医療センター、大阪医療セ
ンター、山口宇部医療センター、四国がんセンター、九州医療センター、福岡東医療センター、福
岡病院、嬉野医療センター、長崎医療センター、大分医療センター、別府医療センター、南九州病
院)として登録され、令和3年度には総括報告書の作成を行った。
<評価の視点>
2.高度先端医療技術の臨床導入等
中期計画の目
・ 先端的研究
高度先端医療技術の開発及び臨床導入について、以下のとおり先進医療を実施している。これら 標 を 達 成 し
機関との研
については、ホームページ等で公表している。
た。
究協力・連携
を推進し、先
【先進医療実施数】
30年度
元年度
2年度
3年度
4年度
5年度
進医療技術
の臨床導入
技術数
2技術
2技術
3技術
5技術
3技術
2技術
先進医療A
を進めるた
延べ病院数
3病院
4病院
3病院
5病院
3病院
2病院
めの検討に
取り組んで
いるか。
先進医療B
(見込評価)
技術数
22技術
15技術
7技術
8技術
16技術
11技術
延べ病院数
72病院
63病院
14病院
16病院
34病院
13病院
平成29年11月には「筋ジストロフィー心筋障害に対するTRPV2阻害薬内服療法」が先
進医療Bに承認された。
・TRPV2阻害薬経口投与療法 心不全(十三歳以上の患者に係るものであって筋ジストロ
フィーによるものに限る。)(大阪刀根山医療センター)
厚生労働省に先進医療の届出を行い、先進医療技術審査部会において有効性安全性が審議され
た結果、平成29年11月に先進医療Bに「適」とされ、令和2年度には、国立研究開発法人国
立高度専門医療研究センターも含めた15病院が実施医療機関として登録された。
令和2年3月時点で症例登録は終了しているが、引き続き、短期投与期間データの解析を行う
とともに、長期投与データ収集を行っており、令和3年度には総括報告書の作成を行った。
3.
職務発明の権利化の推進
高度先端医療技術の開発等を推進するために、NHOで実施された職務発明について権利化を進
めており、特許出願を行っている(企業等との共同出願も含む)。
108
(期間実績評価)
評定