資料3-2 中期目標期間実績評価書(案) (18 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41369.html |
出典情報 | 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第12回 7/30)《厚生労働省》 |
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中期目標
中期計画
主な評価指標
法人の業務実績・自己評価
業務実績
主務大臣による評価
自己評価
(見込評価)
<評価の視点> 4.病院間相互チェック体制の拡充
中 期 計 画 の 評定
・ 地域の医
令和元年度は、NHO独自の取組として、従来は、近隣病院で実施していた病院間相互チェックを 目 標 を 達 成
療機関はも
重症心身障害、筋ジストロフィーを含む神経・筋難病、精神科医療の同じ機能を持つ「セーフティネ した。
とより国立
ット分野の病院間での相互チェック」(81病院実施)を実施した。
病院機構内
日頃から類似の医療を提供している職員がセーフティネット分野の医療に特化したチェック項目
の病院間で
などで評価し、より的確な指摘・助言をするとともに、相互の情報共有の場としても有効な相互チェ
の医療安全
ックを実施することができ、セーフティネット分野の医療の質の向上に貢献している。
相互評価の
また、セーフティネット分野以外の病院について、従前は医療安全に関する事項を幅広く相互チェ
推進等を通
ックしていたが、令和元年度は発生頻度が高く、重篤な状態に繋がるリスクが高い「転倒転落」にテ
じて、医療
ーマを絞って相互チェックを実施した。
安全対策の
一層の充実
を図ってい
るか。
令和2年度は、新型コロナウイルス感染症の流行状況を踏まえ、相互チェックの実施は見送り、各
病院内において、自己チェックを促すこととした。また令和元年度に実施した病院間相互チェックに
おいて作成された提言及び改善報告書より優れている事項を抜粋し、虐待防止についての取組みや、
転倒・転落防止対策等について各病院に情報提供を行い、更なる安全の向上に努めた。
令和3年度及び4年度は、従来は近隣病院で実施していた病院間相互チェックについて、新型コロ
ナウイルス感染症の感染状況等を踏まえ、初めてオンラインによるディスカッション形式にて実施し
た。
令和5年度は、新型コロナウイルス感染症の感染状況等を踏まえ令和2年度より導入した、オンラ
インによるディスカッション形式に加え、対面による方法も再開し次のような形で実施した。
①
セーフティネット分野の病院の相互チェックについては、重症心身障害、筋ジストロフィー
を含む神経・筋難病、精神科医療のそれぞれの病院機能に応じた3種類のチェックシートを用
意し、同じ機能を持つ「セーフティネット分野の病院間での相互チェック」を81病院で実施
した。
日頃から類似の医療を提供している職員がセーフティネット分野の医療に特化したチェック
項目などで評価し、より的確な指摘・助言をするとともに、相互の情報共有の場としても有効な
相互チェックを実施することができ、セーフティネット分野の医療の質の向上に貢献している。
② セーフティネット分野以外の病院の相互チェックについては、重点課題として「転倒・転落防
止」、「食事中の窒息予防」、「急性肺血栓塞栓症予防」、「ハイリスク薬の取り扱い」の4テ
ーマに絞って相互チェックを50病院で実施した。
セーフティネット分野以外の病院は、診療報酬上の医療安全対策地域連携加算を取得してお
り、病院毎に連携する医療機関と医療安全対策に関する相互評価を年1回程度実施しているが、
それとは別に、NHO独自の取組として、特に重篤な状態に繋がるリスクが高い重点課題項目に
ついて相互チェックを実施することで、医療安全対策の一層の充実を図った。
17
(期間実績評価)
評定