資料3-2 中期目標期間実績評価書(案) (84 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41369.html |
出典情報 | 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第12回 7/30)《厚生労働省》 |
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中期目標
中期計画
主な評価指標
法人の業務実績・自己評価
業務実績
③ エイズへ
③ エイズへの取組推進
の取組推進
<評価の視点>
ブロック拠 ・ ブロック 1.エイズへの取組
点病院におい
拠点病院に
日本で診療中のHIV感染者/AIDS患者の9割以上がエイズ診療拠点病院(以下、拠点病
ては、HIV
て、被害者
院)で診療を受けており、他国に比べ、その把握率が高く、我が国では治療普及率が高い要因の
裁判の和解に
の原状回復
1つとされている。
基づき国の責
に向けた医
NHO病院は全国で68施設、47都道府県中、38都道府県で選定されている(令和6年3
務となった被
療の取組を
月時点)。
害者の原状回
着実に実施
特に、全国を8ブロックに分けてそれぞれブロック拠点病院が設置されており、そのうち4ブ
復に向けた医
し、全科対
ロックで仙台医療センター、名古屋医療センター、大阪医療センター、九州医療センターの4病
療の取組を着
実に実施する
とともに、エ
イズ患者及び
HIV感染者
を含め、高齢
化等個々の状
態に応じて適
切に対応でき
るよう、必要
応による総
合 的な 診
療、治験等
の 臨床 研
究、医療従
事者の人材
育成と研修
会等の実施
など必要な
取組を進め
院がブロック拠点病院に指定されている。それぞれ仙台医療センター約200名、名古屋医療セ
ンター約1,600名、大阪医療センター約2,700名、九州医療センター約600名の定期
通院患者を診察しており、定期通院が必要なHIV患者の5分の1はこれらの病院でフォローし
ていることとなり、まさに、全国のHIV診療の均てん化、地域での医療提供、普及啓発、人材
育成等の拠点として貢献している。
また、NHOの病院において、多くのHIV患者を診察していることから、厚生労働科学研究
におけるHIVに関する複数の研究班において中心的な役割を果たしており、調査研究などを実
施しエイズに係る施策の基礎資料を提供し、必要な取組を提案している。HIVが不治の病から
慢性疾患へと移行する中で、NHOの医師が研究代表者を務める研究班が、合併症への対応、チ
ーム医療の必要性等を取りまとめ、ウイルス疾患指導料のチーム医療加算として診療報酬上でも
な人的・物的
体制整備の
下、引き続き
全科対応によ
る診療等の総
合的な診療、
治験等の臨床
研究、医療従
事者の人材育
成と研修会等
ているか。
評価されている。
の実施、エイ
ズ医療ネット
ワークの活用
等による情報
収集・提供な
ど必要な取組
を進める。
2.ブロック拠点病院と中核拠点病院の連携
各ブロック拠点病院においては、中核病院等に対してエイズ医療の均てん化や連携を図ること
を目的とした研修・会議を引き続き積極的に実施した。
3.国立国際医療研究センターエイズ治療・研究開発センターとの連携
NHOの医療従事者(医師、看護師、薬剤師など)を対象に、最新の専門知識・治療技術を習
得させ、NHOにおけるエイズ治療及びHIV感染対策の充実を図ることを目的とした、HIV
感染症研修を引き続き共同開催した。(令和5年度は合計82名が参加。)
・開催場所
国立国際医療研究センター
大阪医療センター
83
主務大臣による評価
自己評価
(見込評価)
評定
中期計画の目
標を達成し
た。
(期間実績評価)
評定